大学教育の現状把握には最適
★★★★★
書店でタイトルが気になり、立ち読み。
下記理由で、購入しました。
結論から言えば「臨床経験が皆無の学者の空論」。
社会・家庭をとりまく環境の多様化に追いつけない高等教育の現状を理解する「テキスト」としては、最適でしょう。
現代の様々な家庭の生活スタイルや環境が著者自身の臨床経験として、きちんと把握・分析されておらず、
単なる汎用論が書かれているに過ぎませんでした。
よくよく考えてみれば、臨床心理士として現場で活躍していれば、
公演や書籍など書く時間的余裕はないはず。