古事記を読みながら聖地めぐり。
★★★★☆
日本という国に何十年も住んでいるのに、神話をよく知らない。
最近神社にふらっと行くのが好きで、どうせならどんな神様がいて
どういうストーリーがあるのかを知りたいなぁって思って、古事記と
ガイドブックがセットになったこの本を選びました。
まず見た目。
仰々しくなくていいです。女子向け(笑)
よくある「神話です!」「神様です!」みたいな仰々しいものや
いかついものは、私的にはNG。あくまで『ちょっと興味があるんだけど』
程度の気持ちで、女子がちょっとでかいカメラもって小旅行するのに
少しは事前に知識入れておいたほうがよくない?くらいの軽い気持ちで
手にしたい。この本はちょうど良い感じです。表紙はもちろん、中も
写真たっぷりイラストたっぷりで読みやすくて良い!
7ルートすべて、1泊2日ないし2泊3日のモデルプランが載ってます。
これがけっこうありがたい。どうせ行くならおいしいプランを立てたいし、
かといって、自分でゼロから組み立てられるほど旅慣れてもいない。
なにせ神社や聖地(霊地)なので目的地が山奥だったりするんだけど、
「バスの本数に注意!」とか具体的に注意事項が書いてあるので、
事前に調べておかなくちゃハマりそうなポイントも、ちゃんとクリアできそうです。
この手の旅行経験や知識が豊富な方には物足りないかもですが、私みたいな
初心者女子にはちょうどいいです。とりあえず諏訪か伊勢・熊野に行こうかな
って思ってます。
あ、ちなみに、前半部分の古事記、まだ読破できていません。
やさしい言葉で書いてあるんだけど、初めて読む人にはけっこう骨が折れます(笑)