ご飯で世界旅行
★★★★★
購入のきっかけはお料理が上手な方のブログで
この本の中にあるネパールの餃子があまりに美味しそうで。。。
コメントをしたら、この本を紹介していただいたのです。
早速購入して読みましたが、本当に面白く
まるでご飯の世界旅行に出掛けているような気分になり
楽しく読むことができました。
お料理はその国の文化・慣わしから来る要素が大きくて
でも美味しければそれでいいよね。っていう著者の元気な感じが
とても心地良かったです。
普通の料理がこんなご馳走になるなんて!
★★★★★
この本は作者が旅行した外国料理の中から、
“これは”という料理を日本で思い出しながら作ったり、
その国での思い出の料理を披露した本である。
各国の普通の食事が、
作者の手にかかると宮廷料理のようなご馳走になる。
まるで魔法をかけたよう…
なんとも不思議な料理の本だと思う。
独特の味わい
★★☆☆☆
1995年に出た単行本の文庫化。
著者は料理研究家として活躍して、料理本も数多く執筆している人物。
本書は、1990年から2003年まで吉祥寺にあった無国籍料理店「KuuKuu」の店内フリー・ペーパーに連載されたエッセイをまとめたもの。当時、著者はKuuKuuのシェフを務めており、店で出している料理の話、貸し切りパーティの話題、アジア各地へ旅した際に食べた料理、お気に入りの調味料などの話題が書かれている。
まあ、食をめぐるエッセイにレシピの付いたようなものなのだが、かなり読者を選ぶタイプの本であった。著者の料理本、あるいはテレビで見てという読者には楽しいのかも知れないが、私は評価しない。
まず、内輪話が多すぎる。また、文章がベタベタと感傷的すぎて読みにくい。さらには、内容が薄い。
一般の読者は手を出さない方が賢明だろう。
ただ、レシピが付いているのはありがたい。つくってみたくなるメニューがいくつもあった。
高山なおみさんの人柄がうかがえる
★★★★★
高山なおみさんの素朴な料理が大好きで、その原点が知りたくてこの本を手に取りました。文章のそこかしこに高山なおみさんのやさしくて力強い、素朴な人柄がにじみ出ています。そして、この人は本当に料理が大好きなんだなぁということがひしひしと伝わってきます。さらに、そんな素敵な文章の中に登場する料理のレシピが載っているのがまたうれしいところ。読んでてすぐ作って食べたくなっちゃいます。
満足感
★★★★★
この本は初版がもう無いと言う事で沢山の書店を回ったがなかなか手に入りませんでした。そんな理由で購入できた時はかなりの期待感だったのですが本当に購入して良かったと思います。何より高山なおみさんの原点が書かれているし、その文章から1990年代の懐かしい空気が蘇って来るのです。著書の内容とは全く関係無いのですが、短期間に日本は悪いほうに変わったなとか過去に置き去りになってしまった事とかを思い出していました。まるで文章から空気が立ち上ってくるみたいに胸が温まる思いでした。それにうれしいのはレシピも沢山載っているし、軽量カップの事やスパイスなど基本的な事も親切に教えてくれます。旅のエピソードも沢山書かれていて満足感あります。