【大推薦】夜独りで聴く音楽にピッタリ!
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amazonで買い物をしている最中にふと目にとまり、アメリカのamazonで試聴したところ、
これがすごく良くて、すぐにCDを購入しました。
ジョニ・ミッチェル「Blue」とか森田童子、アシッドフォーク好きな方は聞いてみてください。
繊細で美しいアルバムです。夜独りで部屋で聴くのにぴったりです。
1曲目の「Tonight」が特に最高です!!
全くどんな人か知らずに購入したのですが、以下のような経歴の方のようです。
レコーディングされCD化されているのは残念ながらこのアルバムだけのようです。
Sibylle Baierは、もともとはドイツに住んでいたミュージカル女優さんで、
1973年に「Alice in the Cities」という映画でもデビューしています。
この「Colour Green」というアルバムは1970年〜73年の間に自宅でオープンリールで
レコーディングされたものですがレコード化されることなくお蔵入りになっていました。
その後、彼女はアメリカに移り住み、息子が身内へのプレゼントとして30年の時を経てCDを作り、
ダイナソーJr.のメンバーにも渡したものが、Orange Twin labelの手に渡り2006年にCD化されました。
私だけに語りかける
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かすれた深みのある声に、そしてジャケットの神々しさに惹かれて購入しました。
最初に聴いたときは、ぱっとしない曲だなぁと思いました。
しかし何回か繰り返して聴くうちに、このSibylleという女性が、私だけに語りかけてくるような、とても親密な間柄のような気がして来て、この究極的にシンプルな曲達を私は愛するようになりました。
全く知らないSibylleさんが私に語りかけているなんて、なんか不思議です。
やたらと楽天的でハッピーな音楽もいいけれど、日常の退屈や憂鬱に寄り添ってくれる音楽って貴重だと思います。
私は毎晩、部屋の明かりを落として寝入るときに聴いています。 これからも聴き続けるでしょう。
夕暮れを思わせる
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骨董屋なんかでかかってそう。 なぜか廃墟を連想した。
その静けさが、人によっては少し怖いと感じるかもしれない。
カラー・グリーンと言うタイトルだけど、 限りなくセピア色掛かっている。
森田童子、Nico、Basti Bunyanなんかに近い感じかなぁ。
シンプルな音作りの中ににじみ出る優しい人柄を感じる。
音は限りなくシンプルだが、 ちょっとクセがあるクラシックのようなメロディラインとか、凄く才能を感じる。