コメディドラマ「パパには・ヒミ・ツ」で、デヴィッド・スペイドを知ったわたしは、クスコの吹き替えをしていると知って、アニメだしなぁ〜と、たいして期待はしていなかったのですが、とても、面白かったです。これでもかと、創意工夫をこらしたアイデアや、ディズニーのスタッフの面白いアニメを創るという情熱が伝わってくるのです。ちなみに、クスコの声の日本語の吹き替えは、藤原達也さんです。

　クスコは我がままで、イズマから恨みをかってしまうのも無理がないという感じでした(^^ゞイズマは、理科系に強い女性で、研究所を持っているのです（笑）また、助手のクロンクは、リス語が喋れて、ヌケているけど、性格は良いのです。イズマとの会話のやりとりは、まるで、ツッコミとボケのようで、おかしかったです☆
　
　農民のパチャは、性格ものんびりとしていて、美人の奥さんと可愛い子供たちを大切にしている、マイホームパパ。クスクのわがままにキレることなく対処して、でも、やられたらやりかえす、それが、たとえ、王様であろうと。性格はいいけど、バカではない証明になっているのが良かったです。

　面白いシーンはたくさんありますが、一難去ってまた一難というシーンが多くて、楽しめました。特に、ジャングルに迷いこんだクスコが、眠っている数匹のジャガーを発見してしてしまうシーンで、骨をくわえて満腹というジャガーが面白かったです（笑）キャラクーから、大道具、小道具まで、凝った創りになっています☆クスコ愛用のラマの形をしたヘアーコームの目の青の宝石は、たぶんトルコ石ではないでしょうか？

　不思議な事に、ディズニーチェンネルのＣＭでは、ラマたちのキャラクターは登場してなくって、いないことになっているようです（何で？）わたしは、ディズニーのアニメって本格的に観たことがなくって、この映画が初めてでした（そういう人もいるんですよ／笑）ＤＶＤのパッケージを観た時はあまり期待していなかったのですが、見終わった後は、すべてのキャラクターが魅力的に思えました。

ディズニー作品はほとんど見ているのですが、この作品は見ていなかったのです。友人に進められ見たらとっても楽しくって大人も子供もはまって見ています。私はレストランのシーンが大好き。あと、最後にラマからいろんな動物に変身するシーンがあるけど、なんだか姿なんてなんでもいいんじゃないかな？って気にさせちゃう。とにかく楽しい作品です。

どちらかというと、これまでのディズニーにはシリアスなストーリーが多かったように思いますが、この「ラマになった王様」は肩の力を抜いて楽しめる、元気いっぱいの作品です。
舞台は昔々の南米の王国。１８（！）才の超ワガママな王様が、クビにした相談役の魔法使いによってラマに変えられ、ひょんなことから拾われた農夫と共に王都に戻るまで旅をするというお話。そのままでは童話か説話になってしまいそうなストーリーを、生き生きとしたラテンミュージックにのせ、数多くのギャグを織り込み（ファストフードショップなどの小技がきいています。技ありっ！）、さらに「友情」という大切なこともしっかりと示してくれる、ほんとうに健康的なコメディに仕上がっています。悪役も何だかおバカで可愛くて憎めないし、王様が少しずつ成長していく過程も見ていて微笑みたくなってしまう。ついでに言うと、日本語音声のほうもほんとうに訳がうまくて、チェック必須です。
そんなだから、後味は最高のひとことです！笑う門には福きたる！！ストレスのたまっている方、気分が落ち込んでいる方はもちろん、お疲れの方にもぜひおすすめ。これを見終わったころには、すっかり元気になっていること請け合いです！

あまりしられてないし、この題名では観る気しないですよね。
でも、カスタマーレビューを読んで私も購入決定。
おもしろかったー！
ほんとよかった！

クロンクのキャラがいい！
ディズニーの悪役は悪役らしい顔してるのに
クロンクは良い人の顔付き。
あれ？っと思っていたら・・・・。
買ってよかったですよ。