一押しリーガルサスペンス!
★★★★★
グリシャムの作品で一番最初に読んだのがこの作品でした。
11歳の少年、マークが弟と森でタバコを吸っていた時、偶然マフィアの弁護士の自殺場面に立ち会ってしまう。その弁護士にある「秘密」を話されたばかりに、彼とその家族は命を狙われてしまう。たった一ドルで弁護を引き受けてくれたレジー・ラブと共に、野心に溢れるFBI、連邦検事も絡んできたこの問題に立ち向かう。
原作の雰囲気をそのまま表現できている、という点で訳本では珍しいと言えるかもしれない。原書は勿論英語で日本語でも難しい専門用語が並んでいるが、この訳本と併読しても面白いのではないか。