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ソニーズ・クリブ

価格: ¥2,500
カテゴリ: CD
ブランド: EMIミュージック・ジャパン
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ハード・バップ全盛期の豪華セッション ★★★★★
1957年という年は、モダン・ジャズの歴史の中でも注目すべきクロニクル・モメントだといえる。55年ころから始まったイーストコースト・ジャズの動向がある種の成熟をみせ、洗練と高度化の兆しを感じさせる転換期として位置づけられるからである。中でもコルトレーンを初めとする新進の飛躍的成長がそれを可能にしていたのは明らかで、このアルバムに見られるホーン奏者の充実振りには目を見張るものがある。前半の3曲はいずれもスタンダードでバード、コルトレーン、フラーといったフロントラインがそれぞれ主役を演じ、リラックスした中にも、緊張感あふれるソロが展開している。特にスピーク・ロウは、その後のコルトレーンの飛躍的成長をも予感させる印象的なトラックだ。後半の2曲はクラークのオリジナルで、とりわけ標題曲ソニーズ・クリブはクールストラッティンを髣髴とさせるブルーな雰囲気をたたえたブルースで 、稀代のピアニストの個性と才能を遺憾なく発揮している。勿論アート・テイラーのアタックの効いたドラミング・サポートとともにクラークのシングル・トーンによる乗りのよいフレーズも随所に聴かれる。この当時の3管編成といえば、コルトレーンのブルー・トレインをすぐに想起するが、その演奏がブローイングセッションに終始するのに対し、本作はアレンジや構成にも一定の秩序が感じられ、ジャズテットやジャズ・メッセンジャーズ以前の3管としてはきわめて高水準な演奏だといえよう。本アルバムはハード・バップ全盛期の豪華セッションであると同時に時代を先取りした名盤なのである。
スムース且つ冒険 ★★★★☆
クラークの57年作。13分に及ぶ表題曲でのアクロバットなチャレンジが面白い。トレーン、フラー、ドナルド・バードの三管フロントも快調。
特にトレーン。この丁度二週間後に『ブルー・トレイン』を吹き込むが、そこに通じる青空のように爽快なテナーだ。中々聴き応えある好盤。
ソニークラーク ★★★★★
また買ってしまった。クールストラッピンはあまり好きではないし、あまり聞いてないのだけど。リーピンアンドローピンがあんまり大好きで、買ってしまった。ブックレットによるとこれ二作目だそうで。レコーディングメンバーはドナルドバード、カーティスフラー、ジョンコルトレーン、ポールチェンバース、アートテイラーとそうそうたる顔ぶれです。こんなところも購入動機。
ノリノリのスピード感でいきなり引っ張って行ってくれる。コルトレーン効果なのかグルーブ感たっぷり。独特だけど。かと思うとカムレインオアカムシャイン、ブックレットよると1946年、ハロルドアレン作?公開のこの曲、情感たっぷりに弾き上げる。そして、ソニーズクリブ、和訳するとソニーの飼い葉桶。これはコルトレーンがブルートレインを録音前にせがまれた曲(コルトレーンリーダー作、ブルートレインはこの録音の14日後)?
ジャズの時代を感じ、ジャズを満喫する。もうお腹一杯ですよ。これ聞いたらごちそうさまできねえ。お買い得すぎるう。
二日酔い? ★★★★☆
二日酔いなのよ〜 で始まり、アドリブはあくまでスリリングに、そしてラストは、
今日も飲みすぎた〜 で終わる-----まるで我々サラリーマンの一日のような曲。
それにしても、6回全て---とは、カーティス二日酔い?  笑えます。
ハード・バップ全盛期の豪華セッション ★★★★★
1957年という年は、モダン・ジャズの歴史の中でも注目すべきクロニクル・モメントだといえる。55年ころから始まったイーストコースト・ジャズの動向がある種の成熟をみせ、洗練と高度化の兆しを感じさせる転換期として位置づけられるからである。中でもコルトレーンを初めとする新進の飛躍的成長がそれを可能にしていたのは明らかで、このアルバムに見られるホーン奏者の充実振りには目を見張るものがある。前半の3曲はいずれもスタンダードでバード、コルトレーン、フラーといったフロントラインがそれぞれ主役を演じ、リラックスした中にも、緊張感あふれるソロが展開している。特にスピーク・ロウは、その後のコルトレーンの飛躍的成長をも予感させる印象的なトラックだ。後半の2曲はクラークのオリジナルで、とりわけ標題曲ソニーズ・クリブはクールストラッティンを髣髴とさせるブルーな雰囲気をたたえたブルースで 、稀代のピアニストの個性と才能を遺憾なく発揮している。勿論アート・テイラーのアタックの効いたドラミング・サポートとともにクラークのシングル・トーンによる乗りのよいフレーズも随所に聴かれる。この当時の3管編成といえば、コルトレーンのブルー・トレインをすぐに想起するが、その演奏がブローイングセッションに終始するのに対し、本作はアレンジや構成にも一定の秩序が感じられ、ジャズテットやジャズ・メッセンジャーズ以前の3管としてはきわめて高水準な演奏だといえよう。本アルバムはハード・バップ全盛期の豪華セッションであると同時に時代を先取りした名盤なのである。