面白いです!
★★★★★
僕はこの本から和声を学んだのですが、とても良い勉強に
なっています。初めて和声を学ぶ人にとってはまさに「目からウロコ」です。
本の内容としては、T諸和音(Ⅰ・Ⅵ)、D諸和音(Ⅴ、Ⅴ7、Ⅴ9)
、S諸和音(Ⅱ、Ⅱ7、Ⅳ、Ⅴ度のⅤ[借用和音])の使用法、禁則、課題の実施となっています。
本の題名通り、「和声の要点」をつかんでいるすばらしい本です。
しかし、全くの音楽初心者の方は、予め楽典を勉強しておくことをお勧めします。
楽典を少しでも理解することによって、より、和声法を理解できるようになるからです。
また、この本では最後の章で転位音を学びます。
これによって、ソプラノ旋律(メロディー)を綺麗に動かすことができるようになるため、
実践的な作曲法も身につけられます。
クラシック音楽を作ってみたいけど、どのようにして作るのかがわからない人にとってこの本は、
究極の一冊になると自覚しています。