じわじわ効く笑い
★★★★☆
ピータンこと大森さんとその彼女、大森さんの同僚が登場する物語で、連作になっていますが一話完結です。複雑なあらすじはないです。基本的に食事を通して他の人とのつながりを再確認することがテーマになってるのかな、と思います。共感できるところもあったり、自分だったらどうするか考えたりしながら、するっと読めます。
可愛らしい絵柄ではありますが、不倫カップルの泥沼っぷりとか、ナルシストラーメンマニアの自己陶酔っぷりなんかもちらりと出てきて、結構毒もあり、さすが『おるちゅばんエビちゅの作者だけあるなあと思いました。エロいシーンもややあります。(が、絵が可愛いのでナマナマしくないです)
仕事に疲れた平日の夜に読むのにぴったりだな、と思いました。
あなたは日々の暮らしで人間観察をしていますか?。
★★★★☆
アマゾン通販の皆の評価が良かったので買ってみたのですが、なるほど面白いですね、自分は常識人、と変に思い込んでいる日本人、だから変な勘違いをして喧嘩をしたり、物事にこだわりを持ちすぎたり、無頓着な言い訳に自分の事をこだわらない人と言ってみたり、一見、幸せそうなひとが実は不幸だと感じていたり、その逆だったり、作者が日常で如何に人間観察をしているのかが解り、関心してしまいました。
仕事人間で日常になれて他人を見ている様で実は全く見ていなかったんだなとつくづく実感をした今日この頃でした、はい。
絵が個性的ですが、慣れれば楽しく読める1冊です。
ますますおもしろい-食べるって大事なことだね
★★★★★
1巻と違いワイド版になったので、書で店探すのに困る、という話はおいておいて、相変わらず面白い。
食べることが大好きで、一緒に食事をすると楽しい彼(大森さん)は
自分でも自分のことを“いい男”だと言ってます。
ほんとに、いい男なんだ、コイツが。
なんだか大森さんの会社の同僚になったような気分で読んでしまった。
さらっと書いてるけど、うまいね。
読むとおなかが空くし、誰かと食事したくなるけどね。
二人っていいよね~~♪
★★★★★
読んでるうちに「そうだよね。」って思わず声に出してました。そんな日常がとても鋭く描かれています。『彼がデブではげててチビで恥ずかしいって思ってしまってごめんなさい!』ってすご~~くわかる!男も女も見かけじゃないんだよね~ってしみじみ考えさせられる一冊です。そして毎度の事ながら大森さんの食べっぷり&やさしさには微笑まずにはいられません。大森さんサイコーです!!