シエルファン御用達
★★★★★
題名の通りです。
シエルファンの為の
本です。月姫原作ではメインヒロインであるにも関わらず、受け狙いだの、作り過ぎだの言われていますが(私の周りもそんな意見ばかりですが)そんな彼女に光明が指したとしか言いようがありません。内容はのアンソロジーですが収録作品の9割が描き下ろし(描いている方の創造力がかなりスゴイのでかなり笑えますが)と言う点は、まさにファンにとっては至福の時といっても過言ではありません。エロいシーンは、ありませんのでそう言うのが苦手な方も安心して読んでいただけると思います。
是非シエルファンの方は、絶対に「買い」だと思います。
ある意味希代の作家が送る…
★★★★★
おそらく、アンソロジーコミックスというジャンルでここまで自分らしさを押し出した漫画家はこの人くらいなもんだと思う。むしろ他にいたらなんだか怖い。 シエルが強化外骨格で兄弟拳で過激にかっこいいんだで…明らかに時代をサンジェルマン伯爵顔負けに飛びまくっている。 だけどなぜか許せてしまう、そんな作者の熱意と愛がこもった作品集。面白いですよー
磨伸映一郎、なんて恐ろしい子!!
★★★★★
磨伸映一郎と言って分からなければ、「んじゃめな本舗」でピンと来る人もいるかも。
あの一度見たら忘れない表紙と、一度見たら脳髄に(イヤと言うほど)孫み込まれるネタ数々で、
我々を恐怖と笑いのズンドコに叩き落とす、あの「んじゃめな本舗」です。
何というか、凄すぎ。
何が凄いって、この本が一般に流通させた事が。狂気の沙汰としか損えませぬ。
いや、マジでマジで。
……
……
……馬鹿みたいに笑わせて頂きました(笑)。
この本は「TYPE-MOON」の同人ゲーム「月姫」のアンソロジーです。
ぶっちゃけた話、私は未プレイですし、大雑把にしか話とキャラは知りません。
でも大丈夫! そんなこと、関係ないっから!
初っぱなから「外道照身霊波光線」とか「裸身●殺拳」とか「インド最強のスーパースターラジニ●カーント」とか
、いきなり磨伸映一郎ワールドに飛ばしてくれます。まるで走行中の車から身体を放り出されて、地に顔をこすりつけられるが如く。
……一話目からこれかい。
あー、あと「TYPE-MOON」のエライ人である奈須きのこ氏の解説というか、ツッコミもステキすぎ。用語説明も必見です。
やはり漫才はボケとツッコミがあってなんぼです。巻末の磨伸映一郎による『用語説明返し説明』もステキすぎ。
シエルのシエルによるシエルの為の
★★★★★
ドキッ!シエルまみれのアンソロです。
ポロリはないヨ?
この本、何が一番見所って奈須きのこさんの解説が入ってることです。
しかも全収録作品全てに! 何その夢みたいなハナシ!?
もうそれだけで描き下ろし無しでも絶対買いました。
それでもキチンと書下ろしがあったり、一迅社以外(ラポート)のアンソロからも
収録されていたりと、一迅社しか買ってない人(俺)には嬉しい配慮。
磨伸さんの漫画を面白いと感じた人ならばまず買うべきの本です。
ただこの人の漫画は新旧問わずアニメや漫画やゲーム等のネタをクロスさせてくるので、
幅広い(オタ)知識を持ってないと面白さが激減してしまうので注意。
や、それでも十分に楽しめるのは凄いの一言に尽きるか。
まぁここまで辿り着いた人にそんな心配ゴム用だとは思いますガ。
せーの、「臓物をブチ撒けろ!」