コレは危険だ。
★★★☆☆
新しい父親からのDV話からの流れで性的虐待話に入ったから、てっきり新しい父親に性的虐待されたのかと思ってしまった。あのタイミングで『その人は』と書くより『ある男は』と書いてくれた方が誤解がなくて良かったかなと。 あと、こういう被害者側から語る本て、よほどの文章力がない限り被害者意識をむき出しにした表現は真実がねじまがって受け取られる危険がある。『社長のおかげで私の人生はおかしくなった』といった表現や『私にはそうするしかなかった』という悪い事を招き寄せた自分を弁護するような表現などは誤解を招いてもおかしくなく、穂花チャンが伝えたかった事とは違うニュアンスで批判的に受け取る人も多いと思う。被害を受けた側が『いや、アンタも悪いんじゃないの?』と冷たい言葉を浴びせられる一番の原因はその表現方法のマズさだと思う。 でも川上との話は、もっと掘り下げてみて『実は幼女好きの変態だった』というオチがない事が確認出来れば是非映画化して欲しいくらい好きな話だから、読んで欲しい。
壮絶な人生を目の当りにして・・・
★★★★★
ポッドキャストで紹介されていたので、興味を持って購入しました。
読み終えた後、何とも言えない感覚になり、ふと気づくと涙が流れてきた。
壮絶な人生を送ってきて、今なお強く生きようとする姿勢に心が勇気付けられた。
言葉では表現しつくせないような深い深い思いを感じました。
いまいちでした
★☆☆☆☆
小さい頃の生い立ちは、確かに悲惨でかわいそうだったと思う。
自分の意思ではどうにもならない数々の不幸な出来事が彼女を襲い
自分だったらどうなっていただろう?と考えさせられた。
そんな境遇で育ったのに、前向きに生きてきた彼女はすごい。
でも「精神科の看護師になるも、騙されてAVデビュー」とあるけれど
大人になってAVデビューしてしまったのは、騙されたのではなく
すべて自分の責任だと思った。
嫌がる彼女を無理やりAV出演させたわけではない。
彼女が自分の意思でAV女優になる道を選択したのだから、
同情などできないのではないのか?
もう分別のある大人なのだから、被害者面するのはどうかと思う。
周りに一人でも頭のいい友人がいたら「AVに出たらCDを出してあげる
なんて嘘だよ」と忠告してくれたでしょう。
別にAV業界をすべて否定するつもりはありませんが、
それからの彼女の身に起こったAV時代に拉致監禁されてしまったこと、
彼氏のDVなども、AV業界という特殊な世界に足を踏み入れ、
その世界の人たちと付き合ったから起きてしまったこと。
ごく普通の環境で生きていれば、拉致監禁されるなんてあり得ません。
だから運命ではなく、これらはすべて自分が招いた結果。
この本を読んで心底共感し、こんな人生もあるのか・・・と素直に同情できた
人は優しい人です。
騙されてAVに
★★★★☆
あまりにも簡単に騙されて、AVに出演しちゃったんですね。
ここまで純粋な人っているのでしょうか(というかお馬鹿さん)
ヤクザに免疫があったとはいえ、ヤクザのマネージャーに監視されながら(事務所の差し金ではないかと思う)AV出演。
悲惨な現状に順応するしかなかった子供時代を彷彿とさせます。
彼女に性的虐待をしていた人間が誰かと言うことが、最後まで明かされていないのですが、肉親なのでしょうか?
だったら彼女の生い立ちはやはり悲しすぎる・・・
ライターさんがまとめて書いたのだと思いますけど、読みやすくあっという間に読んでしまいました。
おすすめです
★★★★☆
正直、AV女優時代は特別にファンではなかったです。
でも、TVに出るようになり、気になりブログを見るようになりました。
ブログでのしっかりした文章や、読者への回答の誠実さから、人格としてファンになりました。
その穂花さんの自叙伝ということで、紹介文を読んだ時は、半信半疑なほど不幸な人生を送ってきたそうです。
なので、好きな人の不幸を読んで笑える訳はないし、辛くなるのではと悩みつつも、読みました。
非常に完結でさらっと読めてしまう文章であるが故に、書いてあることの重さが伝わらない気もしますが、
実際にドラマ化したら壮絶な悲劇です。
とは言え、悲観的でなく、当時の良い思い出や自分の思いを入れつつ、彼女の人となり、家族愛が伝わる内容です。
読んでほっとしたのが、本音です。
確かに、今の時世、AVや風俗に入る女性が多いと思います。
しかし、需要があるからその産業がある訳で、騙してまで引き込むのも・・・
だから、若い女性には特に薦めたいです。
星を一つ減らしたのは、これからもっと良い本を書いてくれる期待からです。
穂花さん、頑張って下さい。応援してます。