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こんなハズじゃなかったのにさ (ラヴァーズ文庫)

価格: ¥600
カテゴリ: 文庫
ブランド: 竹書房
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イマイチ ★★☆☆☆
高月さんの作品にしては完成度が低いです。コメディと割り切って読むなら、ギリギリありかな。他にもっと面白い作品があるので、そちらの購入をオススメします。
『ヘタレ受け』 ★★★★☆
高月まつりさんの作品はとにかく『明るく』『楽しく』『エロ可愛く』って感じですが、これも「まさに」って感じの作品です。受けである里久は、本当は小さくて可愛い男の子を可愛がりたいのに、なぜか時春(攻め)に気に入られて逆に可愛がれちゃうんです(笑)作者もあとがきで里久の事を「ヘタレ受け」と記してるんですが、本当にその通りなんです。笑えます。かなりツボにヒットしました。せつない恋の話や、凌辱や背徳の話に飽きたら、ぜひこの作品を読んで下さい。BLの新たな境地が見えてきますよ。明るいBLばんざーい\(^O^)/
ながされっぱなし〜 ★★★★☆
誕生日を機に、ゲイとして恋人を!
理想は華奢な年下。・・・・でも現実は???
断然タチ!・・・・でも現実は???

悩める主人公。理想はどんどん遠くなる。。。
まさにタイトル通り。

高月さんのお話の受けさんは
「ぎゃ〜いや〜やめて〜」ともがくのを、
「ん〜もお〜おバカさん。」と思わずむりやり抱きしめてしまいたくなる感じが多いと思うなですが、今回もまたそんな感じ。
ちょっと他にはない可愛さではないかと想います。
ラブコメ!? ★★★★☆
高月先生の作品なので、ちょっとハジけたような内容なんだろうなあ、と思ってたらブッ飛んでました。
予想以上でした。なんというか、ゲラゲラ笑うような話ではなかったのですが、
受けも攻めもボケとボケという感じなので、読者がツッコミを入れつつ読み進めていく感じでした。
でもノリが良いのでサクサク読めて楽しかったです。

ストーリーは三十路に突入したことで、これまでゲイであることを隠し通して来た受けが
同性OKのデートクラブの会員になり、初めてのデートにドキドキ。リクエストしたのは好みの可愛い二十歳くらいの天使ちゃん。
しかし待ち合わせ場所にやって来たのは、決して小柄ではない自分よりも2センチ高い男で超美形。
しかも可愛くない性格!!キャンセルしよう!と思った矢先、「キャンセル料が発生するぞ」とプチ脅し。
高い入会金を払った後で財布は軽く、これ一回きりで、次は他の子が来るんだから、を自分を言い聞かせて妥協したのが道を踏み誤った瞬間だった。
ホストも真っ青な美形で、口先の上手い攻めに上手いこと丸め込まれ、オプションを次々に追加されていく。
金がない、というと「時春ローン」(時春は攻めの名前)を組んでやる、と言われ、まんまと口車に乗ってしまう。
色んなオプションで快感を教えられていく受けだったが、受けは絶対に嫌だった、「オレの好みは可愛い天使ちゃんだ!」という受けに
「男同士でどうやるのか分からずド下手だったら天使ちゃんに一発で嫌われるぞ」という言葉に「そうかも……」と思ってしまう。
しかもことあるごとに追加されて行く「時春ローン」に受けはいつの間にか大赤字で時春から逃げられなくなっていた!?
バカです……。そもそも頭が良く仕事もできるのに、なんで「時春ローン」とかいう店を通さないようなローンがあるなどと騙されてしまうのか。
時春の掌でコロコロと転がされいるのがバカ過ぎて呆れる程ですが、それがだんだん可愛くも見えて来るのが不思議です。

テンポも良くバカさ加減も笑って許せるのですが、目つきが鋭くクールで通っている筈の受けが、
仕事場以外ではバカ丸出しなところに、ちょっと納得がいかないというか、違和感を感じざるを得なかったので、
星4つにさせて頂きました。
真面目に読み始めると「は?」と思ってしまうと思うので、最初から「ラブコメ」というか「夫婦漫才」のようなつもりで読むと、それなりに楽しめると思います。
脇役も個性的であなどれない人たちが多いので楽しいですよ!

ちなみにこの話の番外編がラヴァーズ文庫3周年記念の本「ラブ★コメ」に掲載されています。