練習問題、難しめ
★★☆☆☆
格変化の表は、文中も巻末とも、見やすく作られています。
しかし、練習問題は、入門としては、いきなり難しめのレベルだと思う。
入門レベルであれば、まずは、基本的な、動詞、名詞などの
格変化の習得ができるような、練習問題をつけてほしいと思う。
入門と言っても、ある程度の事前知識が要求されるレベルと思います。
単語の読み方から初めての人は、
野口誠『聖書ギリシア語 四週間』(いのちとことば社)
が良いと思います。
私には理解出来ません。。。
★☆☆☆☆
新約聖書をギリシア語で読んでみたいけど、ギリシア語はまったくの初心者です。
この本は「入門」と書いていますが、私には、理解しづらいです。発音を文字だけで表現されていても、あまりピンときません。
まったくの初心者はやはり、CD付きのものから始めたほうがよいのでしょうか。。。
当分、わかりやすいテキストを探すために時間がかかりそうです。。。
信頼できる最新の入門書
★★★★★
今年の夏までギリシャ語には全く縁がなかった。5ヶ月かかったけれど我慢して一応読了した。今念願の「マルコによる福音書」を曲がりなりにも読んでいる。著者には深甚なる感謝を伝えたい。
1。記述は簡潔・明解 2。聖書ギリシャ語の全体構造が把握できるよう、随所に関連箇所の参照指示が配されている 3。練習問題は解答つきで適量(余り盛り沢山だと前に進めない)4。巻末の語彙集が完備され、一応辞書なしでも読了できる 5。新約思想の核心とおぼしき箇所を囲み記事にとりあげ、的確な解説がほどこされている。信頼できる最新の入門書だ。
名詞、形容詞を終えた後に、これでもか、とばかりに動詞と分詞の活用変化が押し寄せてきた時には、正直暗澹たる気分に陥いったが、動詞幹は、辞典表示の現在幹とは別だよ、ということをわきまえてアオリストや完了形を読み進めれば、やがて峠は見えてくる。有り難いことにMax Zerwickという神父さんが著してくれたGrammatical Analysisという注解書があるから、あれこれ浮気せず当大貫著をともかく読了すればギリシャ語聖書を読むことができるのだ。何とすてきなこと。
初心者に優しいギリシア語入門書
★★★★☆
「イエスという経験」の著者であり、日本における新約学研究の第一人者である大貫隆氏による新約聖書ギリシア語の入門書。とても簡潔に書いてあり、わかりやすい。しかし、練習問題はやや数が不足するので他により補うことが望ましい。練習問題には解答も付いている。新約聖書を学ぶものにとっての入門書である。
新約聖書を原文で読みたい人におすすめ
★★★★★
新約聖書を原文で読みたい人は、まず本書で新約聖書で使われているコイネー・ギリシャ語の基礎を学ぶことをお勧めします。
新約聖書の原文はインターリニア版で入手するとわかりやすいと思います。まず自分の興味がある部分から、取り組んでみるといいでしょう。新約聖書を原文で読みたいと思う人は、すでに日本語訳に親しんでいると思いますが、ニュアンスを味わうためには原文にあたるのが一番ですね。