おもしろいけど・・・
★★★★☆
文章から作者の純粋な人柄が感じられるのでこの本を批判するつもりはありません。
本当に聞いたことをそのまま書いているのだろうと思います。
でもここのみなさんのレビューを読んで、みんな結構書いてあることをまんま受け入れるのだなーと思いました。
私は、あの世ってその人の持っていたこの世の意識がそのまま行くのではないかと思うのです。
この村のひとはスープ伝説というものがあるからあの世にスープが出てくのではないでしょうか。
世界中の人のあの世にすべてスープが出てくるわけではないと思います。
日本人だったら多くの人に三途の川やお花畑が出てきても不思議はないと思います。
もしかしたらスープに代わるなにか他の選択肢があるのかもしれません。
この玉手箱を開けてしまったらすべて忘れる。。。みたいな。
計画して生まれて来るか来ないかの話しも同じように、この世で計画を立てて行動するのが好きな人はあの世でも来世についてせっせと計画を立てているかもしれません。無計画でその日の気分で行動するのが好きな人はあの世でもそうなんでは。。。この村の人たちは(こんなこと言っては失礼ですが、、)それほど選択肢のない田舎の村で人生の計画を綿密に立てるということには関心がないんじゃないかと思います。たくさんの選択肢のある情報社会に生きている私たちとは生き方が違います。
反省の話しもそうです。この世で反省するのが好きな人はあの世でも反省を繰り返していて、そうでない人はあの世でもしてないでしょう。あの世に行ったからって人格は簡単に変わらないでしょう。
どうしてこの狭い村のなかだけで生まれ変わりを繰り返しているのか不思議だと思ったのですが、狭い世界で生きている人の意識が次の人生にもそのままつながっているのかもしれないと思いました。
別にそういう人を見下したりしているわけではありません。人はみんな限られた自分の世界の中で生きています。
単なる私の想像です。でもこうゆう考えもアリだと思うのですが、どうでしょうか?
そもそもこの村に遠いところの前世を覚えている方はいなかったんでしょうか?
今度はこの中国の村だけでなくて、もっと広い地域での調査結果を知りたいです。
人生観が少し変わりました
★★★★☆
この本を読んだあとは人生観が変わると思いますよ。
死んでも生まれ変わることが出来る情報。この世での宗教や神仏への価値観なども少し変わりました。
確かに生きるのが少し楽になったように思います。と同時に・・・今の人生をもっと価値のあるものにするべきだとも思うようになりました。
読みやすさは評価しますが…
★☆☆☆☆
ネットで注文してみて、いざ手に取って中味を開いた時のガッカリ感はなんともいえません。文字は大きいしどうでもいい写真はいっぱいだし…。文字を標準にして、無駄な写真を掲載しなければ、この本はもっと薄くする事が出来、安価にも出来た筈です。この内容でこの定価はボリすぎでしょう。
とはいえ、面白いか面白くないかを言えば、面白かったと言えます。勿体ぶった学術的な論や解説、持論の挿入はほぼ全くなく、ほとんどいきなり生まれ変わりエピソードに入るので、気楽に読めました。
その辺りは評価出来るのですが、ただ、語られるエピソードの信憑性がほとんどゼロなのが頂けません。著者は前世体験者が語る内容をまんま受け取り、全く疑問を差し挟まないし、真実だったかどうかの調査すらした形跡がありません。著者はこの村の前世体験者の話を聞くうち、ここ数十年の欧米の前世研究のいくつかのパターン(人は皆あの世では生前の自己批判をしたり指導霊に会ったり来世の抱負などを決めてから生まれる等々)に懐疑を持ち始めるのですが、はっきり言って全く説得力がありません。欧米の前世研究本は何冊も読みましたが、それらの著者は本格的な退行催眠や綿密な追跡調査などもしており、ほぼ確実に本当の前世なのだろうと思えるような体験談にすら安易な判断は下しません。それを思えば、この「生まれ変わりの村」は、大人が寝物語に語った作り話を子供が鵜呑みにして聞いているような薄っぺらさがあります。
中国の奥地での取材だし、どうせ誰にも真相はわかるまいと思った著者によるまるっきりのでっちあげでは…
と、正直思ってしまいました。
死は怖いものではない、だけどこの世で得られる人の縁をより大切に感じたいと思わせてくれる本です
★★★★★
書かれていることは中国山西省の山奥の村で実際に起きている生まれ変わりの事例です。前世の記憶を持つ人々によって語られる内容は、自らの死を見つめる場面でさえいきいきと伝わってくるものがあります。なぜならそこが新たな始まりになっているからです。
自分が死んで奈何橋にたどり着いても、スープは飲まずにおいて再びこの世に甦ってみたいと本気で思いました。
じわりと歴史を変える本になるだろう
★★★★★
生まれ変わりの調査として科学の土台に乗るのは、まずは催眠術の本だ。
しかし被験者の証言する前世がアトランティスだの、エジプトだのというのが多い。
次は体外離脱の本だ。
モンロー研究所のヘミシンクという音を聞きながら体脱してあの世に行く方法である。
両者に共通するのは、被験者が実際に死んでいないということ。
「前世を記憶する子供達(イアン・スティーブンソン著)」という本は実際に死んでその生まれ変わりを調べたものだが、そこに出てくる子供達はあの世のことを誰も覚えていない。
被験者が子供なので、スティーブンソン氏がその親にインタビューしているのも原因であろう。
実際に死んで生まれ変わった人を直接インタビューしたのは、この「生まれ変わりの村1」が最初だ。
そして貴重な事実が浮かんだ。
・前世記憶を保持する方法があった
・生まれ変わりべき親を選べない
・あの世にお金を送ったりすることもできそう
しかし何よりも重要なのは
・あの世には審判がない
・生き方や死に方は来世に影響しない
ということだ。
徳を積んで精神的な貯金を殖やすことなどまったく無意味だったのだ。
そういうことを知ったとき、我々はどう生きるのか?
この本はじわりじわりと歴史を変えていくことになろう。
まだ、全部は読んでいませんが、これが真…
★★★★★
まだ、全部は読んでいませんが、これが真実なら死も怖くないですね。