マイク・ヴェセーラと山下昌良が脱退し、元EZOのマサキと元Xのタイジが加入して制作されたアルバム。音楽性が変わったことにより、当時はあまり評判が良くなかったってのが、ちょっと信じ難いほどの名盤。確かにパンテラの影響は強いけど、ラウドネスらしさと上手く融合してると思います。また、この音楽性にはマサキのボーカルがベストだと思います。ヘヴィなリフの新機軸曲1、3、4、ドラミングとギターソロが最高の2、正統派メタルの名曲5、たっかんのギターが心ゆくまで聴ける疾走曲7、グルーヴ感あふれる9、ラウドネス最速ナンバー10（樋口が凄すぎ）など、楽曲は極めて充実しています。日本のバンドのレベルを遥かに超えた、ラウドネス史上でも屈指のアルバム。

音が全体的にクリヤーで音質と音量もかなり違います
当時からこのアルバムが好きで何回も聞いていましたが
今回のはリマスターもされているのでバランスも良いです
今まで聞き取れなかった音も聞こえます
モニターヘッドホン等で大音量で聞くと凄さがさらに分かります

このアルバムを聞く度に
思う。MASAKI TAIJI タッカン で再結成してもらいたい。MASAKIカンバックしてくれ

比較してみましたが、音……単純に音量でしょうか、めちゃくちゃ大きくなってます。元々オリジナル盤もドラムの音や迫力は凄かったんですが、今回は真正面から叩きつけられる様な身体全体にぶつけられてる感覚になります。
現在、大音量で毎日2回は聴き込んでますが、頭がスカッとします><

前作までのラウドネスとは全く違う新たなラウドネスの作品です。
それもそのはずVoに元EZOの山田雅樹、Bに元Xの沢田泰司を迎え当時勢いのあったパンテラ路線っ言う感じです。
最初はちょっと慣れなかったのですが聴き込んでいく内に引き込まれました。
今もう一度聴くと改めてこの作品の素晴らしさを感じる事が出来ます。
１曲目の「PRAY FOR THE DEAD」は戦車が迫って来る様な迫力があり「SLAUGTER HOUSE」では疾走感溢れんばかりです。へヴィ系やファンク系と言った様々なスタイルを見せ付けてくれます。最後の「FIRESTORM」では超速スラッシュメタルです。このテンポでもワンバスで叩きまくる樋口さんには脱帽です。
高崎さんも構築された美しいギターソロではありませんが要所要所に超絶技巧で弾きまくってます。特に「HELL BITES」では中間以降高崎さんの独壇場で弾きまくってます。
沢田泰司さんもいい味出してます。元々ヘヴィメタル志向でラウドネスや高崎さんを崇拝している事からプレイは相当なレベルです。Xにいたからかヴィジュアル系と当時のラウドネスファンには思われたみたいですが素晴らしいプレイを聴かせてくれます。タッピングやスラッピングなどは沢田さんは得意みたいです。
８０年代ラウドネスとは違いますがこのスタイルも悪くありません。一度聴いてみてはいかがでしょうか。

ただこのメンバーでの活動期間が短すぎたのが残念です。