今の自分を変えるヒント、最初の一歩
★★★★★
カウンセリングのシーンが丁寧に記されていて
わかりやすくスラスラ読み進められます。
母親に認められたくて(ほめられたくて)無理して
「良い子」を続けてきた女性が、子どもの頃に
取り込んだと気づいたインナーメッセージは…
「きちんとできなければ重要ではない」、
そしてカウンセリングをとおして、
書き換えられたインナーメッセージは、
「あなたはあなたのままで人と比べないで大丈夫、
無理しなくてもそのままで大丈夫」というものでした。
こうして、自分が自分(自分の中の子ども)に優しくできれば、
自分の子どもにも優しく接することができそうです。
要するに、事実(過去や他人)をどう変えるかではなく、
事実(人の言動など)に対して発動するインナーメッセージをより自分に優しい(自分を生かす)ものに
変えてゆくことができれば、
悩みは解消し、人生は明るくなるということです。
本書の122ページに、インナーメッセージの
よくあるパターンがのっていますので、自分を辛くする「考え方」に気づく助けになると思います。
「もし〜でなければ」というのが多そうです。
インナーメッセージは各々みな違うので、
自分で発見する必要があります。
各々(読者)のインナーメッセージをどう見つけるのか?
具体的にどう変えてゆくのか?までは書いてありませんが、
(一人一人、みな違うので、本の中には書きようがないですが)
これは、自分で探してみる価値があると思います。もし
防衛のワナをかいくぐって問題の「インナーメッセージ」が見つけられたら
その修正は比較的容易かもしれません。
大半がカウンセリングの記録、後ろに少しだけ
解説がのっています。
説明としては、これ以上わかりやすくはできないように
私は思います。
この方法で今の自分を良い方向に変えてゆけるかどうかは
(あきらめない)熱意と工夫次第です。自分を変えることは
限りない作業ですから…
この種の本を読むことが、今の自分を変えるヒント、最初の一歩
となることは間違いないと思い、おすすめさせていただきます。
いい子を止めたい人→オススメです
★★★★★
カウンセラーの人が書かかれたこの本は、まるで自分がカウンセリングを受けたみたいでした。
「いい子でなくていい」
「誰もが生まれつき重要」
この本から、本当に大切な事を教えてもらいました。
ちっちゃなさるきちをゆるしてあげるコト。
★★☆☆☆
この本のテーマは自己受容。
実例は、娘と夫との関係に悩む母親。
娘が言うことを聞いてくれない。
夫は仕事ばかりで子育ては任せきりで自分の話も聞いてくれない。
イライラする彼女はつい、二人に八つ当たりをしてしまい、
そしてその後は、激しく自己嫌悪に陥るのです。
カウンセリングを通じて、彼女は子供の頃に優秀な兄と比べられ、
自分も認められたいと一生懸命だったことに気づきます。
そんな彼女には、「もしきちんとできなければ、私は重要ではない」という
“インナーメッセージ”が植えつけられていたのです。
自分を許してあげること、
そして、適切なインナーメッセージに置き換えること。
それが治療になるのですね。
物語はコンパクトにまとめられています。
正直、さるきちは、こんなに簡単にインナーメッセージを
見つけられるヒトはそういないと思っています。
何回かカウンセリングを繰り返し、自己の内面と向き合うことで
運よく見つかるものなんじゃないかな。
ヒントを与えてくれる本であることは間違いないと思いますが。
ちなみに、著者は敬愛ビジネス学院という
カウンセリング養成学校の学長です。
実はさるきちも一度体験入学したことがありますが、
実際に、本にあるようなカウンセリングを取り入れています。
さるきちカウンセリングの実演に号泣してしまいました。
過去を思い出して、共感してしまったみたい。。。
自分を見つめるのってムツカシク、そしてせつないですね。
いい本です。
★★★★★
一言で、良い本です。
こんな本、初めて出会いました。登場人物と自分がダブるのか、思わず涙してしまいました。
そして、楽にならせていただきました。
いや〜、本当に良い本です。それ以外には、コメントは要らないでしょう。ってなくらい、心を揺さぶる本でした。
小さい自分に、「守ってくれてありがとう。」と素直に言えますね。
一気に読める本ですから、みなさんにもおすすめですよ。
効果ありです
★★★★★
いままで、性格が変わるという触れ込みの本を結構読み漁ってましたが、その通りやってみても結局効果なし。でもこの本の通りにやって、初めて楽になりました。私が出会った、初めての本当に変われる本です。私の頑固な性格も変わっていきそうで嬉しいです。本の内容も読みやすいし感動的、読んでて思わず涙しました。本当におすすめです。この本に出会ってよかった。