「音」にこだわって作られた本。
★★★★★
昔から、なぜ太鼓の音や、また日常の音でもなんでも、とにかく「音楽」ではなく
「音」に惹かれるかが分からなかった。また、音というものは目に見えないものだからか、
本当に「音」というものは説明しづらい。
私は細野晴臣さんのファンということでこの本を買ったのではないけれど、
この本はひたすらそういった「音」についてこだわって書いた1冊だ。
そう思うと難しそうなイメージがあるけれど、とてもわかりやすく、そして「音」は
楽しむものなのだということが伝わってくる。そうそう、音を楽しむと書いて「音楽」
なのだなと思う。
「音」が、ちょっと変わり者的なところまで追求されていて、その好奇心に驚かされたり、
気づかされたり。とにかく「音」に興味がある人にオススメしたい本だ。