１，２巻とも、元担当編集M上君による各話の取材回顧録の書き下ろしが面白いです。
回によっては、実際は取材に行ってなかったなど、かなりぶっちゃけてます。

スキンヘッドにランニングシャツのオヤジと、徐々に巨乳化していく女性（M上君でないかとの噂も？）の写真が出てた回。講談社版を読まれた方は気になると思いますが、２巻では彼らが誰なのかも明らかにされています。

あまりにも手抜きで、お布施でしかなかった「４コマ漫玉日記」酸＆アルカリ。それに比べ、M上君による相当な量の書き下ろしがあるだけでも、玉吉さんの情報に飢えてるファンにとっては、なげやり１，２巻はそれなりに気持ちの良い買い物にはなると思います。講談社版で未収録だった６作品も面白かったです。

『あわせて買う』にクリックしてきたかな? 過去の『なげやり』に収録出来なかった話が読めるのは、この『なげやり2』だけ(大人の事情で再掲載出来なかった話も有るよ) 『読もう。コミックビーム』『アルカリ 酸』『ゲイツちゃん』と、玉吉信者が読み慣れた新刊を、続々出版してくるEBのコミック部門は余裕が有って一安心である。 他の出版社からは見られぬ販売戦略に、驚きを禁じ得ない。 偏に人気作家の呼び掛けによる、効果が現れているのかも知れない。 次は『しあわせのかたち』か『渡る世間にメガトンパンチ』の復刻か!? 私の夢の為、読もう!コミックビーム!