感動しました
★★★★★
はじめてこの本を読んだのは、20代後半の遊び絶頂期でした。なにげなく手にとって読んだ一行と値段の安さのおかげで購入し、呼んでびっくり、著者のあとがきにもあるように魂が洗われる読後感でした。本の最後の方を読んでいるときは、何かが部屋の周りを包んでいる感じがして、本を読みながらそんなことは初めてだったのでどきどきしながら読みました。
ラーマクリシュナ関連の本は今ではいろいろありますが、本屋であまり見かけないように思います。インドでは有名だそうです。素朴で、誰でもわかるような言葉で深遠なことを語り、その行いも、また、弟子のヴィヴェーカーナンダの活躍にも人間を超えたものを感じます。
訳した方は主婦らしいですが、この方が訳した本をもっと読んでみたかったです。