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逆説・北朝鮮に学ぼう! [─ヘタレの日本に明日はない─]

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 並木書房
Amazon.co.jpで確認
日本の安全保障を真剣に考えるきっかけとなる本 ★★★★★
著者は本書で世界から孤立し、明日の食事にも苦労するにも関わらずしぶとく生き残る北朝鮮
と比較することによって、いかに日本の安全保障に対する取り組みがダメかという事を読者に訴える。
日本が採るべき安全保障の基本は、以下のようなものである。

・国連に頼るな。二国間同盟関係が重要。多国間同盟は無責任体制になる。
・二国間同盟維持には具体的な(軍事)行動が必要。基地だけ提供していれば良いとか金だけ出して
 いればよいという考えは捨てるべき。これが理解できないためにアメリカから警戒、侮蔑される。
 いずれにせよ自国は自分たちで守るという気概が必要
・外国の、特に中国の「工作」活動に敏感でなければならない。日本は政治家を始め偉い人の多く
 が中国の工作に嵌まりまくり。
・国家機密は当然もらさない体制が必要。日本はダダ漏れ。

日本の弱点が明確に分かりやすく指摘されていて、読み応え十分。
また捕鯨活動や風俗産業は、敵対国から日本のイメージを落とすためのネタに使われるため、捕鯨は
禁止(鯨なんてまずくて高いだけ)、奴隷的な管理売春の制度は認めないようにすべき(自由契約
の形にすべき)と言う意見にはなるほどと思った。
本書は読んで単純に面白く、また重要な情報を提供してくれます。全ての日本人に読んで欲しい。
おすすめします。
ふぬけの日本人に兵頭がキレた ★★★★★
 2006年に「日本有事」を上梓し、日本核武装と憲法廃止を訴えた兵頭二十八氏がついにキレた。北朝鮮の国体維持における美点を検証し、対称的に日本がどうダメなのか突き詰め、我々日本人に独立国たる自覚を促す衝撃の書である。
 この本ではアメリカは北朝鮮をイザと言うときの鉄砲玉に使うオプションを検討し始め、日本を今まで以上に格下に扱うようになると警告する。その証拠の1つは、ヒルと言う冴えない男を交渉役にしてたらたらと米朝協議を長引かせ、北朝鮮を生かしていることだという。
 理由は、北朝鮮は日本と違って、軍事・外交の秘密を守れる、官僚が腐敗しない(腐敗したら殺される)、核武装して“ガッツ”を見せた、外国人参政権を認めず、スパイは銃殺する。
 逆に日本は、これらを1つとしてできない。機密だだ漏れ、腐敗する官僚、ハニトラに簡単に引っ掛かる公務員。さらに朝鮮総連に破防法も適用できず、パチンコ資金の送金を止めることすらできない。
 アメリカが50年前から同盟国に望んでいるのは、武装して一緒に前線で戦ってくれることである。これに対し、いつまでたっても有事法制を整え、軍事費を引き上げない日本政府を米国指導層は見限り始めた
 先の「日本有事」に記載されているが、現憲法を押しつけたマッカーサーには国際条約や政治に関するセンスが無く、ただ単に日本を無力化した実績を宣伝して大統領になりたかっただけだという。だから今の日本国憲法には、国民に国を守る義務が無い。
 刮目して読むべし。(だんだん本を書き慣れてきて、一般の人にも分かりやすい文章を書くようになってきたのも兵頭マニアとしては嬉しい)
一読の価値は十二分にある ★★★☆☆
 興味深い内容です。日本人として、気づかされるところも多くあります。
 ただ、北朝鮮については、最低でも10年以上勉強して、やっとなにがしかのものを言えるといいます。伝統的に中国の衛星国家を自任している感のある朝鮮半島の国家と、現在の中国との関係に関する記述、あるいはデータに乏しいわりにをやや決めつけ気味な記述が見られるあたり、本当にそう言い切っていいの?と感じるところがわずかながらあります。また、有名な板門店ポプラ事件のくだりのように、表題だけ事件を示していながら、その事件自体に一切触れずに持論を展開されているところがあったりするのは気になります。
 また、本書の口ぶりはアメリカに尻尾を振ることになんらの抵抗を感じず、むしろ「米国の属国」とまで揶揄される日本を至上の姿と肯定されているようにも感じます。このため、このままでは「主人」のアメリカが相手にしてくれなくなるよという非難にも聞こえ、この内容をもって「日本人よ、しっかりしろよ」というメッセージであるかと考えると、いかがなものかと感じました。本当、あくまで私見ですが…
 そんなわけで多少、気になるところはありますが、今の日本、日本人の在り方を考える上で、一つの参考になる良い本ではないかと思います。
新鮮な見方を提供できる本 ★★★★★
一読、思った。
日本ありえねー。
こりゃアメリカ当局が日本より北朝鮮選んでも仕方がないなと思った
かと言って日本政府が北朝鮮のようなタフネゴシエイターになれるとも思えないし。
結局のところ、国の政治家なり代議士というのはその国民の民度の反映でしかないんだなとつくづく思った。
「情けない」とよく言われるところの最近の日本ではあるけれど
それは結局のところ、日本国民が選んだことなんだなと思った。

中共の何とかと言う官僚が「日本はあと30年もすれば消えてなくなる国」
とか発言したらしいが、あながち間違いでもないような気がする
北朝鮮に学ぶべきは「自国を自分で守る意思」 ★★★★☆
本書は北朝鮮の交渉術をいったん先方の立場で評価し、
これを日本が逆利用するというスタンスで論じた書です。
著者は、北朝鮮に学ぶべきは「自国を自分で守る意思」
という見解を示します。まさに正論です。6カ国協議は進
展のみらえないどころか、アメリカは核実験をした北朝鮮
に明らかに擦り寄っているのだと。結局は、国際社会で
は、自国の安全を自国で守る意思の無い国家は、他国
から信頼されないばかりか相手にもされないというのは
真意を突いています。著者のブラックジョーク、北朝鮮が
米国の軍事的パートナーとなるというのも、今後中長期
のスパンを考えた場合、全く有り得ない話と一蹴できな
い怖さを感じました。