道徳と宗教の違い、ヨガ、インド仏教から説き興し、中国への仏教の渡来、仏教・老荘・禅・儒教のクロスオーバー、そして安岡師が心服する王陽明で終わるこの本は、プレジデント社の人間学講話の最終集を飾るに相応しいスケールの大きい本で、上巻、下巻を通して読むと壮大なシンフォニーを聴き終わったような感じがします。それは、単に頭に訴えかけるだけでなく、心に熱い血をたぎらせる著者の一貫した学問・人生の姿勢が読み手である我々にも伝わるからでしょう。
安岡師の本を高校に入学して父さんからもらってむさぼり読んで
目覚めました
一燈照隅 万燈照國 みんな望み清く 心明るく 頑張っていこう¦
あと僕は来年大学受験で早稲田の東洋哲学を受ける事にしました