「いやらしい」絵柄
★★★★★
女の人の姿態を「いやらしく」描ける数少ない作家さんだと思います。デッサン力がしっかりしてるんですね。乳房のバリエーションの多さとか、年齢に合わせた腰のくびれ方、つま先の微妙な表現にいたるまで、とにかく細やかに配慮されています。ただ、物語自体は荒唐無稽(意図して現実から飛躍した物語にしてるらしいです)。でも余りある絵柄の魅力で大して気にはなりません(デビュー単行本から一貫して言えることですが)。古臭い絵柄、と評されたりしますが、中途半端な今風の「萌え絵」とは比較にならない、成熟度の高い絵柄だと思います。「萌え絵」じゃないから今風の絵ではない、というのは間違ってますね。それと、これまで全部の単行本を読んでみて気付いたのですが、いずれも「眼鏡っ娘」濃度が高いのですね(笑)。本作はメインヒロインが眼鏡っ娘でした。作家さん、もしかしたらかなりの眼鏡っ娘フェチではないか、と勘繰ってみたりします。次回作の単行本化が楽しみです。早くこちらの分野に戻ってきてください(眼鏡っ娘フェチのためにも(笑))
上手い
★★★★★
絵もストーリーも上手いの一言ですね!ボクのアダルトヴィーナスと並ぶ最高の作品です!ボクのアダルトヴィーナス以降の2作は少しストーリーの点で質が落ちた感はありましたがこのアナよびで盛り返しましたね!とは言ってもその質が落ちたという2作もかなり高レベルの作品になるとは思いますけどね!この方は特に絵が最高でこれは全ての作品を通じて完璧と言えます!
非18禁コミックをこれまで出されていてそれは今後も続けていってほしいですが純粋な18禁成年コミックの作品も書いていただけたらとも思います!
非18禁ならではの名作!
★★★★☆
表紙を見ても分かるとおり、絵柄はひと昔前の代物です。
しかし昨今ありがちな、顔は可愛いけど身体のバランスはガタガタとか
顔より大きなバストをブルンブルン揺らすような安易な方向には流れず、
どんな体勢になっても、数人が入り乱れても、しっかりとバランスの取れた
人間らしい身体のかたちを保っており、胸の大きさやヘアの生え具合にも
気を使って描いているのがわかります。
ストーリーのほうは、大学のアナウンサー科に講師としてやってきた女子アナが
数人の生徒達にSEXの手ほどきをしていくというものですが、
女の子の服を少しずつ脱がしたり、数人が見ている前で1人だけ裸にして
大股開きをさせた上で、オナニーの回数や方法を答えさせたり、
とにかく羞恥に関しては、かなりのハイレベルです。
通常の18禁のエロマンガなら、裸になれば即エッチですが、
簡単には行為に至らないというのは、非18禁ならで持ち味で、
逆にエロさを増幅しています。
絵柄も古いし、非18禁のため、若干”消し”が強いですが、
それでもぜひ手にとって中身を確かめて欲しい1冊です。