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荀子 (中国の思想)

価格: ¥2,345
カテゴリ: 単行本
ブランド: 徳間書店
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現代人が読むにはピンボケ ★★★★☆
現代人が読むには少しピンボケの感がある。まあ、その点については、たの中華思想においても同様では
あるが。まあ、教養程度には読んでみてもいいだろう。中華思想によくみられる言葉だが「仁」「義」
等実際に何をいっているのか曖昧ではある。他の荀子の書籍や、荀子について書かれた本を読んだほうが
より核心にどどく気もするので、この本は荀子の入門編と考えたほうがいい。本のスペースの半分は
漢文でかかれているので、日本語の文章は全体の半分である。まあ、内容は伊達様のようなことが書かれており、人間はもともと悪ではあるが、教育によって善になることができる。彼の弟子に韓非子がおり
人間は悪であり、それゆえ法律で人をしばる必要があると、主張したのは有名な話。秦はそれによって
国家の基盤をかため、中国を統一するのである。いい本だが、日本文が少ないので星四にした。
異色の儒者として ★★★★☆
孔子からの流れを汲む儒者の著作ではあるが、内容としては儒家よりも法家としての色合いが濃い。韓非子がこの荘子の門下だったというのも頷ける話で、荀子の説く「礼」はほぼ「法」と同じ概念を持っている。孟子の「性善説」に対して荀子は「性悪説」を主張し、人間の本性は悪であるので、教育によって正しい方向へと導かねばならないとした。
他の儒者に見られるような過度の理想主義から離れ、かといって法家の者に比べれば人間に対する深い信頼と暖かさを感じる。また、「非十二子」は他の思想家たちに対する痛烈な批判であり、いくらか感情的になりすぎて公平さを欠いているようには感じられるものの、他思想家の特徴を端的に捉えて表現している側面もあり面白い。
原文、読み下し文、訳文の三つが丁寧に記されているのもこのシリーズの特徴。特に訳文は分かりやすく読みやすい。
大型の版、読み易い。 ★★★★★
中華思想にはふれておく必要がますます高くなる。
北京五輪を機に、5冊くらいは読んでおきたい。