違う一面を
★★★★☆
「今までとは一味違う」ものを創ろうとしている意欲が感じられる一枚。
Buleriaと同様のものを期待して聴くと、拍子抜けするかもしれません。
歌詞にメッセージ性が感じられたり、今までとはかなり印象が異なりますね。
(まぁ『Torre de babel』はかなりの直球ですが…)
なかでもスペインでもヒットしているらしい『Silencio』はいい感じ。晴れた日に
ぼんやり聴いているとちょっと泣けてきそうな曲です。
アルバム全体としては、ちょっと音を作りすぎている感もありますが、いままで
つまらない曲が多かったように思うバラード系にも聴かせるものが増え、着実に
成長が感じられます。
日本デビューするようですし、これからもどんどん頑張って欲しいですね。