ジャケの抜き出す場所が違う気が‥
★★★★☆
ジャケットのような話じゃないし、まあ売れるようにしなきゃいけないのも分かるが、もう少し内容を上手く伝えるものにして欲しかった。作品自体を悪く言ってるのではないのであしからず。やっぱりこういった話の方が月9のものより共感出来、また得るものが多い気がする。とにかくイメージの移り変わりを見事に考え出し、映像化した監督にただただ頭が下がる。
ロシア人の恋愛感
★★★★☆
ルノアールのような爽やかな印象を受けるのですが、
内容はあまり爽やかではありませんでした。
ロシアという国は、
かくも純粋でありながら、
残酷な一面を持っています。
甘酸っぱさや、嫌悪感を含めゾクっとしました。
心臓がバクバクする!!
★★★★★
油絵の具のコクのある色合いに
ガラスの透明感が合わさって
あり得ないほど美しい!
さらに、美しいだけではなく
カメラワークが大胆で画面に力強い動きがあり
少年の舞い上がる程の期待と絶望が
胸に強烈に響いてくる。
自分が経験しているみたいに、心臓がバクバクした。
これほどストーリーと映像がピッタリと
合わさった映画た見た事はない。
監督は本当に情熱をかけて大事に大事にこの作品を作ったんだな、と思った。
夜中に部屋を暗くして見るとさらに良い。
特典映像でのノルシュテインとの対話と
メイキングの映像も非常に貴重で、
この2人の監督をもっと知りたい人だけではなく、
アニメーションを勉強している人にも参考になるだろう。
DVD即買の作品です。
印象派が動く!
★★★★★
予告編を観た時から魅了されて劇場で見られなかったのですが、
DVDでやっと観ることができました。
TV画面が発光するからなのか、監督特有の光がよく発揮されています。
もしかしたら劇場以上ではないでしょうか?
そしてDVDならではの特典、ペトロフ監督のドキュメンタリーでは
ヤロスラブリにあるスタジオ探訪とその作業場面、
ノルシュテインとの対談など充実しています。
この対談、ノルシュテインの人柄も出て何気ない会話ですが、ファンには嬉しいもの。
また、「原画展スライドショー」もガラス板に描かれたものは勿論、
スケッチも素晴らしいものでした。
これとさらにオススメの「ペトロフ監督作品集」は
画集のように、手元にいつでも置きたい宝物です。
繊細な絵画
★★★★☆
SD画面ではこの繊細な画面が表現できるだろうか?
ジブリ美術館で原画を見ましたが、ガラスに描かれた油絵は指紋まで利用している!
ぜひ、ハイビジョンのソフトで出してほしい。