金銭的にリッチになれるかどうかはわかりませんが、心と生活が豊かになる、小さな習慣がたくさん紹介されています。
既に習慣化していることもあれば、「ああ、それは気にはなっていたけれど、実践していなかったなぁ」と今更ながら気付かされる点も多々ありました。

「ゴミをきれいに出す」
「エレベーターの『閉』ボタンは押さない」
「店員さんの顔を見て『ありがとう』を言う」

など、必ずしも朝の習慣ではなくても、生活に取り入れていきたいことを教えてくれました。
少しずつ実践していけば、毎日が楽しくなりそうです。

いままで沢山啓発本を読みましたが、この本のは、それら多数の本の一部を抜粋して出来たような内容の本でした。
真新しさは感じないのですが読みやすい構成にはなってます。

まずは、三宅裕之さんに御礼申し上げます。
私自身は、多く学ぶことがあり“★５つ”付けさせて頂きました。
どうもありがとうございました。

今から、この本を購入しようか、購入しないか
悩まれている方は、【毎朝１分でリッチになる】の
タイトルに惹かれて、訪れた方が多いのではないでしょうか？

個人的に“リッチ”という言葉の解釈によって
この本が参考になるか、参考にならないか　が決まる気がします。

・貯金がなくても、リッチと感じる人
・１０００万円以上貯金があっても、リッチと感じない人
様々です。

“お金がなくても、リッチに生きていける人達”
の思考・ノウハウを知りたい方にはおすすめかもしれません。
こちらの本と一緒に、非常識な成功法則・フォーカル・ポイントを
読んで、人生目標を立てれれば、リッチ（お金持ち）にも近づけるかもしれません。

かつて、Ｌｏｖｅ＆Ｐｅａｃｅを提唱したジョン・レノン。

ジョンはリッチだから、Ｌｏｖｅ＆Ｐｅａｃｅなんて言っていられたのでは？

そうではありません。

Ｌｏｖｅ＆Ｐｅａｃｅを実践していたから、ジョンはリアル・リッチになれたのです。

この本を読むと、リアル・リッチな人たちが毎日を「愛情と感謝の心」・Ｌｏｖｅ＆Ｔｈａｎｋｓで送っていることが伝わって来ます。

リッチだから、Ｌｏｖｅ＆Ｔｈａｎｋｓを行なっているのではありません。

Ｌｏｖｅ＆Ｔｈａｎｋｓを実践しているから、リアル・リッチになれるのです。

この本を買ったら、中の頁が少し印刷で汚れていました。

でもそれはきっと、他の人が汚れた本を買わずに済むということでしょう。

本屋さんへ返品に行くのは止めることにしました。

Ｌｏｖｅ＆Ｔｈａｎｋｓ

・毎朝の少しの掃除。
・財布は長財布。
・エレベーターの「閉」ボタンは押さない。

など手軽に実践できるお金持ちの習慣が数多く書き記されています。
ただ、世間のお金持ちの実践していることと筆者の実践していることが入り交じって書かれているため、所々説得力に欠ける記述があります。そして、当たり前のことですが、ここに書いていることをすべて実践してもお金持ちにはなれないでしょう。

地に足をつけて成功を目指し邁進する一方で、心のバランスをとるために本書を読むと良いかもしれません。
「お金持ちになる」ための本ではなく、「心豊かで素敵な人間になる」ためのマナーとそれを身につけるための習慣を知る本だと感じました。