フィンランドのヘルシンキで日本食堂を経営しているサチエは、図書館で知り合ったミドリを食堂のスタッフに迎える。お客は、日本アニメおたくの青年しかいない店にボチボチ人が集まるように。悩みをかかえたフィンランド人、荷物が出てこなくなって困っている日本人など、個性的なお客さんたちが、かもめ食堂に集まり、サチエたちの温かな心がこもった料理でなごやかな気持ちになっていく。
れっきとした日本映画だが、オールフィンランドロケで、現地スタッフや役者も参加して作り上げた日本とフィンランドのコラボ映画。あせらずマイペースなサチエに小林聡美がピッタリ。また「かもめ食堂」の北欧風のインテリア、シナモンロールやおにぎりなどのお料理もおいしそうで、ビジュアルも十分に楽しめる。国境を超えた人間関係をオシャレで心温まるヒューマンドラマに仕上げたのは『恋は五七五』でおなじみの荻上直子監督。(斎藤香)
わかりやすさとアンニュイさの具合がちょうどいい。
★★★★☆
三人の女性が、そこにいて、そこで何かをして
それを美しい映像で切り取った映画。
腕も技術も存在感もある女優三人がかもし出す
生活観のすばらしさ。
必然でない心情吐露などなくとも、存在自体が
物を語ることはあるのです。
こんな静かでほんの少ししか変化のない映画に
声を出して笑ってしまった。
おなかがすきます。DVDで見ながら、食べたいものを考えてもいいかもしれない。
肌寒い日に温かいコーヒーを頂き心も体も和むような1作
★★★★★
例えるなら、肌寒い日に温かいコーヒーを頂き心も体も和むような1作でした。フィンランドで食堂を経営する女主人の元に現れるサチエさんとマサコさんらとの交流を通じながらかもめ食堂の経営を起動にのせていく物語の中で交わされる、人と人との交流がとても良い。この映画には嘘や裏切りなどない。起承転結なくサラサラと流れる川のようである。ちょっと今までに見たことのない映画でした。肌寒いこれからの季節に心地よい1作となるでしょう。
何度も見たくなります。
★★★★★
舞台は外国のフィンランドです。日本の女性が異国で小さな食堂を営んでいます。そこで日本の女性二人や現地の人々の交流があります。ストーリー的にはほのぼのとした情景になっています。なので最後まで楽しめます。殺伐とした内容の多い映画よりずっといいです。何度も見たくなります。
一部からの支持は強いが、万人受けはしそうにない映画
★★☆☆☆
映画が始まっても、特別な出来事も心理的な対立も全く起きず、ただただ、淡々と場面が流れていく。
なんて退屈な映画だろうかと思いつつも、そのうち話が盛り上がってくるだろうと期待しながら見てい
たのだが、結局最後まで、大したことは起こらず、盛り上がることなく映画は終わった。
あまりにがっかりし、見たことを後悔しながら、カスタマーレビューのかもめ食堂のページを見たと
ころ、なんと、思いがけない高評価で、しかも非常に多くのレビューが書き込まれていることに、とて
も驚いた。
この映画を見た人の数は、30万人程度らしい。ミニシアター系の映画としては大ヒットのようだが、
他の一般映画に比べて多くはない。一般的に人々の多くは、刺激やドラマ性を好むので、この映画が万
人受けする映画とはとても言えないだろう。このレビューの数や高評価は、非常に限られた層の、たい
へん強い支持によるものだと考えられる。
そうした強い支持の理由には、北欧を舞台にしていること、いくかの食べ物がフォーカスされて魅力
的に取り上げられていることもなどもあろう。それに加えて、出演者の女性たちが美人ではなく普通の
女の人たちのように見えること、特別な事件などは起こらないことなどから、この映画で描かれる状況
に対して、自分自身の生き方をオーバーラップさせて考えやすいこともあろう。さらには、刺激を求め
る大衆をターゲットとする映画が多い中、そうした刺激を好まない層が、アンチテーゼとしてこの映画
に非常に強く共感していることもあるだろう。
しかし、個人的には、退屈な他に、あのやり方で客が増えていくこと、コーヒーがあの方法で見違え
るほどおいしくなること、プールでいきなりたくさんの人が現れて拍手する場面など、納得いかない点
もいくつかあった。
同じ荻上直子監督の「バーバー吉野」は、非常におもしろく、★5個にしたが、こちらは自分として
は非常に退屈に感じた。
予定のない日曜日を充実させてくれる
★★★★★
「あぁ、日曜日だ。
休みはイイけど、予定がなくて暇なんだよなぁ・・・」
そんな土曜の夜、もしくは日曜日の朝。
かもめ食堂を観てみましょう。
きっとその日曜日は朝一でコーヒーが飲みたくなるでしょう。
そして午前は部屋の掃除、午後はちょっとお買い物に出かけたくなるでしょう。
観る前と、観た後。
同じような日曜日の過ごし方かも知れません。
しかし、日曜日の夜に「あぁ、良い1日だった。」と言いたくなるでしょう。
そんな作品でした。
コーヒーを美味しく淹れるおまじない
★★★★★
魅力いっぱいの作品です。
北欧 おいしいもの 雑貨 の好きなわたしにはツボでした^^
シンプルだけれども 気持ちがほっこりするストーリーももちろんよかったです*
コーヒを美味しく淹れるおまじないも教わり 試してみたくなりました♬
中古でもまぁまぁ…
★★★☆☆
中古のわりには見れた方ですが、所々で画面が崩れたりとかがあったのでその点に関して評価は☆をみっつにしました。
パッケージなどはいたってきれいめですし、早い対応と受け取りが出来たのでその点に関しては満足です。
映像作品なので、映像の乱れは少々痛いです。音が籠ったり飛んだりということはなかったのはよかったです。
有難うございました。