考える営業、と考えない営業では、見た目の結果は

大差がないが、その後の差が埋められないようになる。



確かに周囲を見回すと、考えていない人も考えている人も

単一の成果だけを見ると、そうともいえる。



プロセスや成功体験、失敗に対して考えぬき、kpiを出す努力を

することで、もっと大きな仕事を任されるようになる。



営業を始めたばかりの方や始めて部下を持つ方にオススメ。

銀座のクラブのママの成功要因（KPI）は何か？

こんな余談がある。

客がリピーターになれば、売上が継続的に上がる。
ボトルを入れさせればよい。そうすれば、客はしばらく通ってくれる。
よって、売上目標を達成するためのKPIを「お客様にボトルを入れてもらうこと」に設定する。

では、このKPIに持っていくにはどうすればいいか？
客に「ねえ、ボトル入れていい？」と言えばよい。だが、「いいよ」と言ってくれるとは限らないない。
そこで、どうするか。

本書はこうしたくだけた話題を随所に織り交ぜながら、実に頭脳的な営業手法を懇切丁寧に教えてくれ、
単純に、読んでいて面白い！

また、優秀な営業マン、管理職としての経験が豊富な著者は、
組織の力学、部下を動かす意図を残酷なまでに明かしてくれている。

そうか、上層部は、こういう意図を持って下の者を動かしているのかと、
平々凡々な私は、自分のこれまでの異動経歴を振り返って、ガク然としてしまった。

会社に人生を振り回される人生はイヤだ。
そう固く決意した。

入社してすぐに読みたかった本である。

これから営業職をされる新入社員や超初心者にはいいかもしれませんが、ある程度の知識があったり、既に営業職をやっている人間からみると、真新しいものはほとんどありませんでした（少なくとも自分にとっては。）　元リクルートの方々って、この手の本、書くひと多いような気がします。

フレームワークをタイトルがされているが、営業の基本的な部分が学べる1冊だ。コンサルタントによって書かれる小難しい内容からは程遠く、具体的なケースがちりばめられていて大いに参考になった。やはり営業の成功のルールは現場から学ぶべきと痛感させられた1冊。

タイトルが目についたので購入した。しかし、当初考えていた内容とは少々違った部分が多かった。コンサルティング営業的な内容だと思っていたのだがかなり基本的な内容が満載だった。20代の頃に読めたら感激はもっと大きかっただろう。とはいっても事例が満載で営業することに苦手意識がある人を元気にしてくれる一冊だ。多くの人によんでほしい