実はわたくしの親の実家が寺なのですが、
うちは一般家庭であり(親が跡を継がなかった)転勤族であったことからその実家である寺とも距離がある為、
寺の内部的な事情は多少感じることがあっても、
そもそも「真言宗」ってなんだっけ？ということだったり、
親族(も殆どが寺)の法事や葬儀、お経など(当然、「お坊さん」の法事や葬儀っていうのは一般のものとは異なりますが)知らないことが余りにも多く、
多少肩身の狭い思いをしたことから購入に至りました。

多少「〜派」の説明もあって、なんとなく大枠はつかめるかと。

お檀家さんの多くが「代々うちは●●寺の檀家で…」といった事情で、
自分の意思に拘わらず法事など依頼されてるかと思うんですが、
なかなかそれを知る機会はちゃんと先祖の方がどう行った経緯で組したか残されていない限りは分からないですよね。
そういった意味で、大枠を掴める本書の存在意義はあると思います。