人口が増加し、食糧不足になる。
焼き畑を行う。
降雨の際、森林が消滅したため、土壌が流される。
燃料としての木、原料としての木材が不足する。
よって食糧が賄えなくなる。
さらに、焼き畑を行う。
人口過密を抑えるために、政府が強制移住を行う。
非人道的なことばかりで、目を覆いたくなります。
この現実と向き合わなければ、明日はないと思います。
現在は、当時よりも悲惨な状況だと思います。
それを認識して、政府や企業のあり方を考え直す時期に来ていると思います。
ローマクラブの「成長の限界」や
その続編の「限界を超えて」、
アル・ゴア元米国副大統領の「Earth in the balance」等を
読む前に、イントロダクションとして本著を読まれることを
お薦めしたい。
特に、高校生や環境問題に関心を持たれた方には
読みやすく、分量的にもそれほど長くもなく
リーズナブルな価格であることもあり、
イントロダクションとして最適ではないかと考えます。