とても読み易い本でした
★★★★★
鎌倉時代の日本に実在した日蓮という歴史上の人物が、
実は、法華経に説かれる上行菩薩の再誕であり、
末法の全人類を救済する下種御本仏・日蓮大聖人であるということは、
残念ながら描かれていなかった。
しかし、龍ノ口の奇瑞や、立正安国論の予言的中
などの出来事は描かれている。
マンガなので読み易く、全体が把握し易い。
難解な仏教用語もほとんど無いので、
仏教をあまり知らないという人でも全く問題無い。
宗教に正邪が有ることを全く知らない人や、
日蓮という方がどういう生涯を送られたのかを知らない人々にとって、
とてもわかりやすく、とっつきやすい良書であると思う。
まずは、日蓮大聖人の御存在を知り、仏法に興味を持ち、
一切の不幸の原因が正法誹謗に因ることを知り、そして正しい仏法に帰依する。
この書も、そのきっかけの一つとなれば良いと思う。