これぞブラスファンク!
★★★★★
ブラスファンクって、なかなか認知されていないジャンルのような気がするんですけど。
このバンドを聴いたら、大多数の人は「カッコいいっ!」て言うんじゃないかな。
斬新なのは金管楽器+ドラムというバンド構成。
中でもベースラインは、ドラムとチューバというなかなかお目にかかれない構成です。
そこをチューバの佐藤潔さんとドラムの村上"ポンタ"秀一さんが支えています。
楽曲で嬉しいのは、5の「SQUIB CAKES」。
曲自体はタワー・オブ・パワーのカバーなんですが、きっちりタイトな感じはオリジナルを
超えていて、何ともカッコいいんだなぁ。
最後の「FREEDOM JAZZ DANCE〜MANTECA」のメドレーも好きです。
COOL??
いやいやCOOLな印象ながら、HOTでご機嫌なファンクを聴かせてくれる稀有なバンドです。
圧倒的なブラスアンサンブル
★★★★☆
村田陽一氏(tb)率いるソリッド・ブラスの'96年作品。まさにソリッドという単語が示す通り、一分の隙もない堅牢さが貫かれている見事なホーン・アンサンブルを聴かせてくれます。
形態からすると、ビッグバンドものやオールドジャズのスタイルが似合いそうですが、然に非ず(^^; ベースではなくチューバでボトムを支えるというブラスバンドスタイルで[2]のようなハード・フュージョンをパーフェクトに再現してみせる技量からして素晴らしいの一言に尽きます。
自らの手によるオリジナルと、先の[2](ブレッカーBros.)、[4](C.ミンガス)、[5](C.トンプソン)、[7](T.モンク)、[8](E.ハリス~D.ガレスピーのメドレー形式)と、ジャズ・ロック、フュージョンと、まぁ、何れもカッコよく仕上げています。
実を言うと、かなり以前に入手していた本作ですが、ロクに聴かずに危うく放出してしまうとことでした。反省の意味も込めてのレビューとさせて戴きましたm(__)m
Cool!
★★★★★
「ふきもの」7本とドラムという珍しい編成で、ほんとに「かっこいい」ですね。特にわたしのお気に入りはトラック5のSquib Cakesです。以前、エレキベースやキーボード奏者と共演という村田さんのライブに行ったとき「ソリッドブラスの曲ですが、今日は自由に・・・」とおっしゃっていました.。精鋭メンバーだけに、不自由さをまったく感じません。日本最強の「ふきもの」グループだと思います。