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朝4時起きの仕事術 (しごとハンドブック)

価格: ¥840
カテゴリ: 単行本
ブランド: マガジンハウス
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「超早起き」テーマに強引に200ページに膨らませた本 ★★★☆☆
中島氏の本は、どれも気づきも多く、発奮させられすので、
好きな著者です。しかし、さすがに本書は、「朝4時起きる」(つまり夜型でなく
超朝型)でいかに生産性の高いタイムマネジメントができるのか、を
これでもか、これでもか、と次々と登場させる、結構強引な本になりました。

つまり、トピックはいいのですが、早起き話を延々と読まされる身にも
なって欲しい、と思わず独り言をいいそうな水ぶくれ本です。

いつものように、過多な自慢話を散在させながら、培った人脈の中で知り合いと
なった「早起き」な人々の効用をたくさん紹介しています。

中島氏が言うように、確かに、朝4時起床なら、毎日を3分割して、
午前、午後、休息(寝る)時間、と、かなり高い密度で高い生産性を
もってかなりのコトができそうです。でも、サラリーマンが毎日これを
続けるのは、かなりの確固たる信念が必要。理解できてもなかなか
時実行するのは・・・というのがおおかたの感じ方ではないでしょうか。

でも、早起き話だけで、200ページを延々と読ませられると、かなり
食傷気味になりました。どっちかといえば「超早起き」が先にありきで、
それがいかにすばらしい効用、効能をもたらすか、という証拠固めで
ビジネストピック(読書、勉強、運動、健康、人脈など)を膨らませて
散りばめた啓蒙書です。

まあ、細かいことを気にしない読者は、その効用をたっぷりと知ること
ができる、という意味で、よいガイドなのかもしれません。
ちなみに、私は、早朝の運動だったら、賛成ですね。