聖書について、基礎的な知識を知っておきたいとき、
視覚的なことが得意な方などに、お薦めです。

旧約から新約まで順を追って、エピソードごとに右ページがあらすじ、左ページが図説、という形で説明されています。
初心者やクリスチャンでない人、若い人を対象に書かれてあるようです。宗派や個人的な意見が入っているようにはあまり感じません。伝道のためという印象も全然ないです。
二色刷で字が大きく読みやすいので、中学生くらいから読めると思います。
私は最初、図書館で借りて読み、手元にあったら便利だと思ったので購入することにしました。

四谷にあるカトリック教会所属の信者です。聖書のストーリーが大雑把に理解できるため、全体像の把握にもってこいです。入門講座を受ける前に軽く一通り読まれると、良いのでは。聖書の理解は、やはり全体から入って少しずつブレークダウンしていかないと、今読んでいる個所と全体の流れとの相関関係を見失ってしまいます。

キリスト教にご興味の方にお薦めいたします。　日本語で書かれた一般書店で売っているキリスト教についての本は偏っていたり、不正確であったり、異端であることが書いてあったりとひどいものばかりで（星などつけれないどころかマイナスをつけたいものばかり）、信者からすると憤るものがほとんどですが、この本はそういう変なことが少ないと思います。