この手の本はそう多くはありませんが、難しい事もほどよく噛み砕いて説明されており、初めて学ぼうとする者にとっては大変わかりやすいと思います。
また、現場に携わる方も楽しく読める一冊です。
映画好きな方にもサラウンドをわかっていただけるのではないかな？と思います。
お勧めですよ。

急いだ感のある内容。情報の信憑性に若干の難があるが、サラウンドに関するガイドブックとして大変意義有る本であると思います。

カバーのデザインは落ち着いた緑色で、カバーをはがすと表紙が違うデザインになっているなど細かいところにこだわりが見られます。
全体的な内容は、サラウンドの存在意義から始まり制作環境の設計のしかた、制作のしかた、それらにまつわる理論や筆者の経験など実際にサラウンド制作の現場を長く経験しなければ分からないことを詰め込みすぎず、かつ大事なところはちゃんと押さえた良書だと思いました。