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自立への苦闘―統一協会を脱会して

価格: ¥1,620
カテゴリ: 単行本
ブランド: 教文館
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霊感商法や刷り込まれた脱会の恐怖による後遺症。 ★★★★★
統一教会に入ると、脱会の恐怖を刷り込まれます。
そして、世間の人を手相などから勧誘し、
因縁話に持ち込んで多額の金銭を巻きあげます。

これを彼らは「万物復帰」と呼んでいます。

脱会して苦しいのは、元の宗教のせいです。

酒や麻薬の禁断症状で苦しいのは、
離脱したから悪いのではなく、
元の酒や麻薬が悪いのです。

この書は、どこかの宗教に雇われたり媚びたりした
いい加減なルポライター等の手によるものではなく、
「当事者自身」によって書かれた迫真の書です。
自己正当化への苦闘ではないのでしょうか ★☆☆☆☆
我らの不快な隣人―統一教会から「救出」されたある女性信者の悲劇
のレビューコメントを参考に見てみました。

これって「拉致監禁」の後遺症ではないだろうかと私は思います。
今までの自分の信じていたモノが、その環境で全て崩れた後に残るのは何だろう?
統一教会だけが全てと言って献身した人達はとても純粋な人達だと思う。故にあの特殊な環境で自分の思想信条を超特殊環境で根こそぎ否定され、無くした後の精神的ダメージは計り知れない。その後の社会参加は大変なのも納得は出来ます。しかし、それを統一教会の「マインドコントロール」としているのは見当違いだと思える。統一教会を脱会した人達は自分の取った行動を正当化していかなくてはならない宿命を、あの特殊な環境を通して負ってしまったのではないだろうか?
実に虚しい姿に思える。この本の内容は私にとってはそんな風にしか見えない。