結局良く解った
★★★★☆
この手の本ではこの本が一番わかり易かったかも・・・。
ただ、翻訳しているので文章のまどろっこしさは否めずでしたが、
って日本語しか話せないくせにこんな事を言う私。
余り良くない。
★☆☆☆☆
まだ精神医学は殆ど進んでいません。
反社会性人格障害(サイコパス)と自己愛性人格障害やアスペルガーが混同されたり
演技性人格障害やボーダーなどの人格障害が、サイコパスとまるで無関係の様な書き方をされたり。
この本も混同しています。
2つの人格障害を同時に持っている人もいるし、どちらか1つしか無い人もいる。
この本はサイコパスと自己愛性人格障害の区別が出来ていません。
まるで自己愛性人格障害がサイコパス的気質もあるような事が書いてあります。
いつでも、すぐ近くにいます
★★★★★
職場に、学校に、家族に、近所の人に、ママ友に、すぐ近くに「自己愛性パーソナリティー障害」を持った人たちが紛れ込んでいます。私の場合、自分の母親、大学のゼミ、前の職場、夫の父親・・・などです。
何年かに一度は現れます。読みながら「そうそう」と思い当ることがたくさんありました。
自己愛人間(自己と、欲求を満たしてくれる養育者とが分離した存在だと認識できる前に発達が止まった人たち)たちは、恥を知らない(回避する)、常に歪曲し、幻想を作り出す、傲慢な態度で見下す、ねたみの対象をこきおろす、つねに特別扱いをもとめる、他人を平気で利用する、相手を自分の一部とみなすという迷惑行動をし続けます。
ではなぜこのような人格が形成されるのかは、乳幼児期の親の接し方によるところが大きいようです。
われわれの前に自己愛人間が登場したらどうしたらいいでしょうか。自分を知る、現実を受け入れる、境界を設定する、相互関係を築くという戦略が提案されています。
この本を読んで、身近な自己愛たちから自分と自分の家庭を守っていく勇気が出てきました。そして、これから新しい人に出会っても、自己愛かどうか見抜いて、かき回されずに生きていこうと思います。そして、子どもを自己愛人間にしないために、子育てにとまどったらこの本を何度も読み返してみようと思いました。
人のことばっか言ってられないな−なんて、反省しちゃいますね。
★★★★☆
自己愛人間の特徴として7つ、その対処方法4つがきっちり書いてあり、ただ、読んで楽しかっただけではなくて、実生活でどう使っていくかと言う点でも、非常に役立つ一冊。
とくに第4部では、ケーススタディとして、5つのシーンが紹介されており、具体的にどうしていくとよいのかの指針が4つの対処法に基づいて、示してあり、とてもわかりやすかった。
ちなみに、目次からの引用ですが、自己愛人間特徴を7つの大罪として、また対処方法として、次のようなタイトルが並んでいます。
■自己愛人間の7つの大罪
1,恥を知らない
2,つねに歪曲し、幻想をつくりだす
3,傲慢な態度で見下す
4,ねたみの対象をこき下ろす
5,つねに特別扱いを求める
6,他人を平気で利用する
7,相手を自分の一部とみなす
■自己愛人間から身を守る4つの戦略
1,自分を知る
2,現実を受け入れる
3,協会を設定する
4,相互関係を築く
自分自身に思い当たる節もあったので、健全な自己愛として、育んでいくためにどうしていったらよいのか、と自分の周囲については、こういうことだったのか!と納得し、自分については、あぁ・・・やっちゃった・・・と反省し、ハードカバーでもないし、1時間もあれば読めるかな?と思っていたら、4時間かかっちゃいました。
7つの大罪に思い当たる人が周囲にいる方にも読んでいただきたいですが、これから育児をされる方にも、是非おすすめしたい1冊です。
そうだったのか
★★★★☆
自己愛人間と関わって、イヤな思いをしてしまう・・・。
思い当たることがあるけれど、また自分がなぜ関わっていってしまうのか、考えてしまいました。
相手と自分の関係とか、関わり方のあり方を、冷静に見極めることも必要だなぁ、と思いました。
私にとっては、とても勉強になった本です。