あれ? 順番が。。。
★★★★☆
英語版のペーパーバックで出ているものは全て読んでいるので、日本語版を大変期待していました。(15巻目の"The Harlequin"はまだペーパーバックになっていないので、読めていません。)日本語版の「亡者のサーカス」も最初の「十字の刻印を持つふたり」と同様、違和感なく読めました。
「亡者のサーカス」を読んだあと、久しぶりに英語版を読もうと手にしたところ、実は「亡者のサーカス」は3巻であり、2巻ではないことに気がつきました。英語版では"The Laughing Corpse(笑う死者?)"という巻があります。これで彼女はただ単なる蘇生師ではなくネクロマンサーであるとうことを気づくという重要なことが書かれている巻なのに、日本語化されていません。機会があれば、ぜひこれも訳してください。
恋もアクションもアリ
★★★★★
相変わらず作中随一男前な主人公のアニタ、ジャン=クロードに加えてリチャードという対抗馬も出現で各所からモテまくりという女冥利につきる状態。
また恋愛対象としては眼中に無い感じですが、何だかんだと面倒見の良い殺し屋のエドワードとのコンビも個人的に注目しています。ただ彼は残念ながらあくまで脇役の様ですが、色恋とはまた別のベクトルにある主人公に対しての関係が好ましいです。でもエドワードの方は実は憎からず思っている様子…
ロマンス色の強くなったとされている2巻ですが、バイオレンスやアクションの要素も健在で、甘ったるい話にならないサジ加減が丁度良く、飽きずに最後まで読めました。
以下続刊を強く希望!結末まで読ませて欲しい
続きが気になる〜!
★★★★★
前作より恋愛色が強くなって、スプラッタな表現が減っているとはいえ、やはりドラキュラ物。ホラーやバイオレンスな所もしっかりあります。
和訳なので時々文章が追いにくく感じる所がありますが話に事件が多いので勢いで読めます。
読んでて思うのは日本人女性とアメリカ人女性の恋愛に対する違いですね。主人公が特別なのかもしれませんがとにかく強い!私ならジャン・クロードに落ちます(笑)
でも簡単に落ちたらダメなんでしょうね。狩猟民族の国だから。
この本で話が一段落してまた新たな話しが始まるそうなのですが、アメリカではかなり先まで出ているのに日本ではまだ2巻。
早く先が知りたいです!
1作目以上の面白さ
★★★★★
アニタとジャン=クロードとリチャードの関係はとてもエロティックで複雑。
ヴァンパイアと人間のしもべとの段階を踏んだ血の絆がアニタを惑わせる。
アニタが下した決断はジャン=クロードを心底驚かせたものの、アニタを
彼なりに愛してるみたいです。(ヴァンパイアなりになのかどうか謎)
今後の3人の関係がはやく読みたいです。
キャラクターの関係だけでなくストーリーも面白かった。