購入してだいぶ経ちますが…事ある毎に手にとって何度も読み返す本です。それはまるで、自分にも他人にも自然にも地球にも、真っ直ぐに素直に生きる為の、素敵な人生の教科書のよう。読み返す度に、ユミさんの目線に自分の目線を重ね合わせて、ブレてしまった所、はみ出してしまっている所を正せるような感じを受ける。ユミさんの様にはセンスよく素敵には暮らせないけれど、出来るだけ真っ直ぐに、好きな自分で生きて行けたらいいなぁ…。

自分の生き方、現代の日々のありかたについて考えていた時に出会った本です。
なんとなく、山での暮らし、もの作り、という雰囲気に魅かれて手に取りましたが、
とてもシンプルで、真っ正面を向いて歩んでいるユミさんの生き方に、はっとさせられました。
迷っている時、自分を見失いそうな時、何度でもまた読み返したい本です。

たまたま、馬喰町のギャラリーで早川さんの洋服を手に取りました。その日は他の目的があったので、本当にたまたまでした。手に取った瞬間、ザッと風が吹いたような感覚。セツローさん、という本を買って帰って読んでいるうちに、早川さんがチラッと出てきました。そこから、どんどんと彼女の人間らしい洋服、手に持った時に伝わるものが蘇ってきて、まずは本を購入しました。

これは届く間も楽しみで、届いてからも楽しい、普通では無い本です。もう一度、ギャラリーへ行きました。試着すると、自分が普通になれる、自由を思い出せる服でした。手に届いたワンピースと、手元の本。最後の方で誰かをサポートして生きる時の心のトゲを、自分で解決するヒントが、すがすがしく胸に残る、少しずつ人生を底上げしてくれる温かい本です。

毎年、一冊出して欲しい！！！著者がヨボヨボお婆さんになった感覚も、ぜひ読みたい。そっと刺激を受けられる、そんな本です。写真も見応えあります。

感想なんてナンセンス。
おいしいものや、いいにおい、うつくしいものに敏感な人なら
ちょっと読んだだけでいろんなことを感じ取れるはず。

雑誌やテレビや誰かが云っていたことでなくって
自分が感じることをちょっとずつたぐり寄せれば
世の中もっとウキウキと楽しくなりそうな気がします。
読めば、体の中でぱちぱち色んなスイッチが入るみたいです。
先に気がつくのは女の人なのかもしれないです。

初めての子育てで落ち込んでいる時にこの本と出会いました。
読んでいくうちに、
本当は、子育ての悩みとかではなくて、もっと根本的な、しっかりいきてゆく、ということが不安だったんだな、とわかりました。
そして、とても力を貰いました。
やさしくてとてもあたたかい文章に、いろんなことが大丈夫って勇気づけられているようでした。
すてきな本です。