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アカシャ年代記より

価格: ¥2,520
カテゴリ: 単行本
ブランド: 国書刊行会
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読者 を 選ぶ本 ★★★★☆
作者は知識の権威を振りかざすわけでも、超能力者としての能力を誇示するわけでもない。まず、物事には主観に依って多種多様の観方があることを作者は熟知していたこと、その上で、その中心となるイデアが人の存在にどのように影響しているかを考察し、作者の洞察を供用しているが、各人がその洞察をどう活用するかは、自由だ。

権威や定説に阿るのでも逆らうのでもなく、結果としてなにが生じているか、(例えばカースト制) を洞察し、そこから行動をおこすこと.難しいけれど、そのための思考訓練だと思ってこの本を読むと面白い。

物語として読んでもいいんじゃないか ★★★☆☆
これ、読みきるまでに私はなんと十年以上かかってしまった。アホちゃうかといわないでほしい。シュタイナーはわざと読みずらくしているんじゃないかという、どこかで見たコメントのとおりだった。目次の順に読んでもちんぷんかんぷんなのだ。内容の難解さはもちろんだけど、とにかく想像力フル回転させても、前に読んだ記憶を必死こいて思い出しても、ついていくのが容易でない。混乱ばかりする。でも、やっと読めるようになってみると、これはかなりわくわくする本だった。人間進化中心の内容なので他のも読んでみないと。大変だけど楽しいシュタイナー。気力と体力とイマジネーション、あと人並以上の文章読解力がないと、きついよー。
ブラヴァツキーの影響下に作り出された擬似宗教 ★☆☆☆☆
シュタイナーは、クリシュナムルティをメシアとして担ぎだそうとする動きに嫌気がさして神智学協会を脱退した人物ですが、その教説の内容は、神智学協会の創設者ブラヴァツキーの著作、とくに「秘密教義」からの影響を色濃く留めています。(とくに本書「アカシャ年代記」がほぼ全面的に「秘密教義」に依拠して書かれたことは、その特異な人種理論を初めとする内容の酷似からしても明白です。横山茂雄「聖別されたた肉体・オカルト人種論とナチズム」(白馬書房)参照)

 二十世紀における学問的なカバラ研究の大家であったゲルショム・ショーレムは、「秘密教義」に引用されている自称古代文献がゾーハル等からの剽窃のつぎはぎにすぎないことを指摘し、神智学協会を「擬似宗教」と呼んでいます。(「ユダヤ神秘主義」邦訳:法政大学出版局)

 また、神智学協会の影響の下に世界において拡散してきた「転生(リインカーネーション)」の観念は、ヒンズーや仏教の輪廻説や、ネオプラトニズムにおけるメタソーマトシスともまったく別のものです。

 ルネ・ゲノンやその他の著者が指摘してきたことですが、ギリシアやインドの伝統的輪廻説には神智学的「霊的進化論」など当然ながら存在しません。
 伝統的輪廻説においては、悪しき業をつめば下等な生存形態に生まれるのであって、輪廻は神智学協会が説くような「進化」過程ではまったくない。

 これは19世紀末という神智学協会登場の時代背景を刻印された特殊な思想であって、これを伝統的東洋思想であるかのように言い広めるのは、まさに欺瞞というべきでしょう。

 神智学協会の「転生」の教義が、仏教における輪廻とまったく違うものであることについては、Francis Story,The Buddhist Doctrine of Rebirth in Subhuman Realmsを参照。

 神智学協会による仏教理解のハチャメチャさ加減については、John Myrdhin Reynoldsによるバルド・トドゥル英訳Self-Liberation(Snow Lion)p.71以下の付録が有益です。

アカシクレコードは高次元と低次元に二つあると聞くが、、 ★★★★★
~  これがどちらからの霊波によって書かれたものなのか、、分かりませんが、、
それでも、遅まきながらシュタイナー師に出会った!という感覚が走りました。
原始のまた原始、源の生命創造のバイブルだ、と言いたい。
生命の素が、まるで精子のように、地球という卵子に宿って、人類が、そしてあらゆる生物が誕生してきたことを感じさせる。が、あくまで~~も自分のイーマジュです。
また、シュタイナー師は誠実である、と、なぜか、、そう感じた。
  言葉はときには幻のようなものだが、シュタイナー師によって、いや霊的な助けを得て列記されたはずの文字が
まるでこちらの魂に刻印されるかのように響く。
彼の愛と大宇宙の呼吸が、それらの文の後ろ側から発せられている。偉大なるヴィジョンを与えられた~~。
また、静かなる、遥かなる未来の、また再びビッグバンが起きた後の、その未来の啓示でもある気がする。
  今生を終えて、このように大宇宙の体内の中で、再びいつの日か私たちは創造されるのかもしれない、、と、そうも思える。それでも、神の体内で、とも想うのだが。
根源の生命、まさに人類のルーツの奥義を明かされたのでは?という感動もある。~~そして、神はまさしく、時を見て私たちの進化をはかっておられることを実感した。
”神との対話1~3:ニール ドナルド ウオルシュ著”の中に有るように、『全てに時があるのだよ。』『シェークスピアは言わなかったかい?天と地のあいだでは計り知れないことが起こっているのだよ』と、そう再び神に言われた気がしました。
 神とは、”超科学書「カタ~~カンムナ」の謎:深野一幸著作”に記されている通り
ーカミ:根源の力ーであるならば、「神とは真我の力」と解釈するならば
シュタイナー著述によって自分の根源力=真我が刺激されたに違いない。
とにかく、「新しいバイブル」だと、そうニールの神にお墨付きをいただいた*ニール ドナルド ウオルシュ著:神との対話1~3巻との併読をお勧めする。
~~ 多くの方々が、霊的な大気の海にいるような、そんな元始の記憶を感じてくださる事と、そう信じます。~