紹介しているレシピは、何処かの料理家の真似ごとが多く見られますが、
そういう印象深いメニューを凝縮して、魅力的ないい雰囲気の写真で綴られています。
お酒が好きで、食べることが好きで、料理が好きな人には純粋に楽しめる本だと思います。

私は伊藤まさこさんのスタイリングが好きです。
日常に取り入れやすいナチュラル＆シンプルさが好きです。
でも酒の肴のレシピとしてはどうかなと思いました。
既に著書で紹介されたものだったり、他の方のレシピの受け売りだったり
新鮮さがありませんでした。
簡単で作りやすく、それをスタイリングでカバーできてしまうのはさすがだと思います。
そういう意味ではお勧めの1冊かもしれません。

他の人のレビューにはいろいろ言いたい事が書かれていますが…まさこさんの何を分かっているのでしょうか?人は日々成長していくものでしょ?まさこさんもたくさんの経験をして、新しく発見した素敵な出来事を本にし私達に提案してくれているのに…私はどの本を読んでも素敵だなぁと感じます。まさこさんの本は読めば読むほど新しい発見があります。それは読者次第なのでは?いろいろ批判される人は想像力がないのだと思う。私はこの本もとても好きです!試したくなるようなレシピもたくさんだし、まさこさんが持っているアイテムはチェックしたくなります。少し大人目線の素敵な本です。私もお酒の時間をこれからはもっと楽しみたいです!

「何のもう〜」と思いながら作るおつまみ、
「このメンツで飲むなら、どこいこ〜」と選ぶお店。
酒飲みなら「そうそう！！」と感じるところがたくさん有りました。
載っているおつまみも、ぱっぱと出来るものが多く、そういうところも、酒飲み心をくすぐります。
写真もステキです。器や盛り付けなど、参考にしたいです。

文体もそうですが、大人になった自分をアピールしてるように感じました…ということは、まだまだ過渡期? もう少し、美味しいお酒とお料理の組み合わせ―彼女なりの―がたくさんあると嬉しかったかな。 お子様の存在も、今までに比べて希薄ですし、かつてのほんわかまぁちゃんファンにはお薦めしません。 初めて彼女の本を見る(読む、ではないですね)方は、楽しめると思います。