実際にジムに行くと、強烈にハードな有酸素運動をほぼ毎日行っている女性が、結構いるが彼女達はその労力の割には美しいといえる人は少ない。

著者は、その原因は食事とライフスタイルにあると説明している。
読んでみて納得する内容になっています。

特に、カツマーはこの本を読んで何か無茶苦茶な目標に向かって突っ走るライフスタイルを反省してみる必要があるのではないでしょうか?

プロテインを一日4回飲んで肉体改造をしていた時期に、このような「心」にまで踏み込んだ良書にであえたなら良かったのにと悔やまれます。

ですが、パーソナルトレーナーの指導を仰ぐのは、よほど仕事に権限を持つ立場か自営業でないとお勧めできません。仕事の都合でドタキャンする可能性のある平社員には非常に難しいです。
著者はそれで食べているので、えらくすすめてますが・・・
この点が惜しいので星を減らしました。

前作（「仕事ができる人は、なぜ筋トレをするのか」）と似たような内容だろうと、あまり興味はなかったのですが、知人が貸してくれました。

表紙などをパッと見た感じではわからないのですが、「女性（主にビジネスウーマン）」を対象として書かれています。そういった点が前作との違いでしょうか。
ベストセラー「世界一の美女になるダイエット（エリカ･アンギャル）」を愛読なさっている方などにもオススメできるかもしれません。

「トレーナー」、あるいは「部下をもつ会社員」にとって参考になる部分も多いのではないかと言えます。
“フィットネスレベル”や“ビジネスパフォーマンス”を高める為には「現場の行動」の修正だけでは足りないことに気づけば、トレーナーがお客様の“フィットネスレベル”を高めること、会社員が部下の“ビジネスパフォーマンス”を高めることに役立つでしょう。

本書では“メンタル面”、“生活習慣”の大事さとその改善方法に多くの紙面を割いており、そういった面は多いに示唆を与えてくれます。（多くの著書で既に論じられていることが大部分ですが、本書を“復習編”あるいは“実践編”としてどうぞ。）

「カツマーよりカヤマーむけ」との書評もありましたが、どちらの方々にもどうぞ♪

ベストセラーになった「仕事ができる人は、なぜ筋トレをするのか」を
読んでファンになった山本氏が書いた新刊。内容は女性向けで、どっち
かというとカツマーでなく、カヤマー向け？な内容でした。

「頑張らなくていい」というメッセージが繰り返し出てきます。社長や
お偉いさん相手のトレーナーという著者（噂で１時間２万と聞いたこと
が…本当？？）が、実際にトレーニングしている女性社長のケース例など
を出しています。彼女達がみるみる改善していくのは、お金があって著者
のような優秀なトレーナーを雇えるからだと思いますが、この本を読めば
心構えはわかるかも。

ランニングとかみんなやっているけど、結局続かないのは心が変わらない
からなんでしょうね。読んでまず「走らなきゃ」というより「心をしっか
りもとう」と感じました。良書です。