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ツール・ド・フランスを見に行きたい! (えい文庫 177)

価格: ¥924
カテゴリ: 文庫
ブランド: エイ出版社
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著者はツーリストなのかジャーナリストなのか?または厄病神か? ★☆☆☆☆
会社を辞めてツールを見に行くというので凄い女性がいたものだと本書を手に取りましたが
読了後には不快感が残りました。
鉄道やバスを利用したツーリストの視線からのツール観戦記を期待していたのですが、
結局はベテランカメラマンさんの車に便乗し「連れて行ってもらった」感があり、
どうゆうわけか何かしらの関係者パスを持ちヴィラージュで無料で飲み食いし、
車に戻る時間は守らずカメラマンさんに迷惑をかけ、「ふがいないのはわざとじゃない」と
開き直り逆ギレし、カメラマンパスを持っていないのに撮影エリアにドサクサに紛れて入り込もうとし、
最後はコース内に入り込むために泣き落とす。そんな盗撮まがいの写真にもうんざり。
ジャーナリストとしてのマナーはないのか?砂田さんはじめ他日本人ジャーナリストの顔に泥を塗るような行為は
謹んで頂きたい。
これから毎年この小娘がツールに行くと思うとツールが嫌いになりそうなそんな本です。
酷評ですみませんが正直な感想です。
ツール・ド・フランスがこけを通るの!? ★★★★★
「ツール・ド・フランスがここを通るの!?」、「うん、そうだよ」、「本当に!?それはなんて素敵なんでしょう!!」
これはコース沿いに住む老女と、彼女を支えている家族との会話である。
日本人の感覚では分からないが、フランス人にとってツールとは国を挙げての一大イベントであり、選手たちは老若男女問わず尊敬されている事をこの会話から汲み取れる。
その他にもフランスの美しい風景を背景に写したレース模様。またレースを支える人達。感動のゴール。熱狂する観客。そして、舞台裏にある数々のドラマ。写真を見るだけでも感動出来ますが、肝心の著作の中身もなかなか読み応えがあります。
他のレビュアーさんも言っておられましたが、本作は女性の視点から描かれていて、男性の私は「ツールってこんな見方も出来るんだ!」と感心してしまいました。
男性の視点だとどうしてもレース経過やヒストリー、そしてコースや選手のデータなどが話の中心になってしまいがちですが、本書では旅行記というスタイルで、あたかも読者も一緒に世界一のステージレースを一緒に観戦している気持ちになります。
そしてフランスの人達が心からレースを楽しむ空気がひしひしと伝わってきて、是非自分もその中に身を置きたいと思いました。
勿論、選手達の勇姿も見逃せません。 特にマッサーの肩に泣き崩れるシャバネルの姿には、うっかり涙腺が緩んでしまいました。
写真の構成は風景と観客と選手が同じくらいの比重でおかれており、著者の言うように「ツール・ド・フランスはみんなで楽しむもの」ということが伝わってきました。
最後に個人的な話ですが、私は冒頭の老女の会話と彼女の穏やかな表情、シャバネルの勝利の男泣きの姿で二度ほど泣きました。感動したっ!
ツール・ド・フランスの魅力がすごくよくわかる一冊 ★★★★★
2008年ツール・ド・フランスをまさに、「見に行きたい!」ということで
フリーランスに転向した女性ライターの追っかけ取材記。
各ステージごと、全21ステージのツールの表側裏側が女性の視点で書かれています。

まずなんといっても、オールカラーの写真がきれい!
ツールを知らなくても写真をながめているだけで満足します。
レースを迎える街、観客の様子、熱狂ぶり。駆け抜けてゆくプロトン。
壮大なピレネー、アルプスの大自然の中のレース、美しい建物。
また筆者が体を張って撮影した選手やチームのようす。
(個人的にはシャバネル選手の写真に涙・・・)

Jスポーツで全戦ライブ中継されていたレースの、あの裏はこうなっていたんだあ!と
初めてあの夏の3週間のまるごと全部がわかったような気がします。
実際に現地観戦する人のためのガイドもわかりやすい。
読み物としてもとてもすぐれていると思います。
筆者のがんばりにおもわず、感情移入してしまいました。
サイクルロードレース好きはもちろん、フランス好きな女子にもおすすめの一冊です。

ああ、私もツール・ド・フランスを見に行きたい!