日本人には敬遠されがちなオーブンを｢オーブンってこんなに気軽に使えるものなのよ｣
ということを一生懸命伝えようとしている筆者のエッセイ集のようなレシピ本。
その気持ちはよく伝わってきますが筆者のフランスへの思い入れが強いのか、中のレシピもフランスっぽくて、日本人にはあまり身近でないハーブをよく使ったものも多いので、今日、何つくろうかな･･･と献立に迷ったときのお助け本ではないです。
この本を見てからハンバーグや肉詰めはオーブンでつくるようになりました。ふっくら美味しく焼きあがります。付け合せのじゃがいもやたまねぎも一緒に焼くと肉汁がしみておいしいです。
私自身はお醤油とお酒とみりんのお惣菜的な料理をつくることが多く、マンネリ気味でなにか目新しいものを・・・と思ったときにこの本を見ています。

オーブンのための最初の１冊としてはどうかな・・・そういう用途としては、もっとシンプルで標準的なレシピ本の方がいいかも。この本は料理のレシピの中でオーブンを使うものからいくつかピックアップしました、という感じ。悪くはないけど、オーブンの入門書という感じではないです。

友人が持っていて、購入前に見せてもらいました。簡単で美味しい料理がたくさん載っていて、普段はもちろんちょっとしたパーティーなんかでもレシピは大活躍！
オーブン料理って面倒だとばかり思っていたんですが、この本でその考えは覆されました！

オーブン料理って、なんだか敷居が高いイメージでしたが、この本には簡単にできるものから、ちょっと凝ったものもあり、日常のご飯に、来客の際のおもてなしにとかなり使えそうです。かなり洋風で、ワインのつまみにもよさそうなレシピがたくさんです。

　小さい子供がいて、なかなか料理に時間が取れず、オーブンを使って毎日の夕食作りを効率的に出来ないかな？と期待して購入したのですが･･･。
　お洒落だし、美味しそうだし、シンプルレシピですが、「ごはんのおかず」にはしにくいかなぁ。その意味では、使えるレシピはほとんどありませんでした。
　ハーブ（ドライ、フレッシュともに多用）を使うレシピがとても多いのも、ちょっと使いにくいですね。
　オーブン、おかずづくりに使えたら本当に心強いと思うので、もっと日常的なレシピ本をさがしてみようと思います。