インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

大砲の歴史

価格: ¥1,500
カテゴリ: 単行本
ブランド: ハイデンス
Amazon.co.jpで確認
もっと参考にされるべき書 ★★★★☆
5つ星にしなかったのは、他の方と同様ビジュアル面で大きく損をしているため。実際は原著者自身とも訳者が連絡が取れない状態での邦訳だったから致し方ないとは言えるが、それならそれで日本版用のイラストや図版を用意するべきだったとは思う。
この本は日本で軍事史を語る上での一つの盲点、砲兵についてのたいへんに要領を得た解説書なのだから。19世紀以前の大砲、そして砲兵の運用とはどうだったのか、メインに取り上げられているのが南北戦争ということもあり、ほぼ同時代の幕末-西南戦争、普仏戦争や露土戦争の戦史を理解する上でも今のところ一番の参考書となるはずだ。
むしろ、今後本書をベースとして研究を深め、より優れた砲兵史の概説書が書かれることを願っている。
意外に奥が深く面白い本 ★★★★★
結構面白かったです。

前装砲(先込め式の旧式大砲)についての解説書。大砲の発展史から始まって大砲の種類、火薬、砲弾とひととおりの知識を得ることができます。
装丁も印刷も安っぽく、一見するといいかげんな自費出版書みたいですが、意外に内容は秀逸です。
特にファルコン砲、カルバリン砲、カノン砲などめいめいに勝手な名称がつけられた当時の大砲を、発射する砲弾の重量や発射角度によって分類し一覧表にしてあるあたりは目からうろこな感がありました。ペリエ砲って石の砲弾飛ばしてたんですね。
近代以前の先込め式大砲に関する日本語の資料がきわめて乏しい現状で、その具体的なイメージを掴むのになかなか優れた本だと思います。
大砲の少史! ★★★★☆
「大砲の歴史」というより、帯に書いてあるとおり、「大砲の小史」である。

 たくさんのイラストが用いられており、日本に類の少ない武器に関する入門書とし
てはよくまとまっているのではないだろうか。特に、明治になるまでに日本でも使用
されていたタイプの大砲がどのように装填し発射したかを手順毎の人員の配置方法を
図示して説明がされてあった点は興味深かった。

 但し、原書自体の問題であるかもしれないが、イラストはすべて白黒である上、中
には画質が不鮮明であったため、図解されている内容がよく分からないものもあっ
た。

 だが、全体として、始めて大砲について知りたかった私には面白かった。

 まあ、星4つかな。
大砲の入門書!! ★★★★☆
 「大砲の歴史」というより、帯に書いてあるとおり、「大砲の小史」である。

 たくさんのイラストが用いられており、日本に類の少ない武器に関する入門書としてはよくまとまっているのではないだろうか。特に、明治になるまでに日本でも使用されていたタイプの大砲がどのように装填し発射したかを手順毎の人員の配置方法を図示して説明がされてあった点は興味深かった。

 但し、原書自体の問題であるかもしれないが、イラストはすべて白黒である上、中には画質が不鮮明であったため、図解されている内容がよく分からないものもあった。

 だが、全体として、始めて大砲について知りたかった私には面白かった。

 まあ、星4つかな。
小冊子。 ★★☆☆☆
タイトルのとおり「大砲の歴史」である。
同名の書籍(History of Artillery - Ian V Hogg etc...)は英語圏では多数あるが、日本では今まで無く、その功績に対してまずは星3つ進呈。

しかし、ページをめくってみると
1、ワードか何かで適当に作ったとしか思えない装丁
2、今ひとつ要領を得ない(読みづらい)翻訳
3、説明に寄与しているとはおよそ言いがたい荒い絵、図表 
等、2に関しては元の文章に原因があるのかもしれないが、「正直もう少しどうにかなりませんか?」といいたくなるような点が目に付き、星1つ減点とせざるを得ない。
どれだけよく言っても本ではなく、小冊子の範疇は出ないであろう。

簡潔に言えば、読んでも今ひとつ大砲の歴史はよくわからなかったし、断片的な情報が多く、「大砲の歴史」という大きな看板を名乗るのにはいささか疑問を感じざるを得ない。今後、もう少し値はあがっても良いので、新たな「大砲の歴史」が刊行され、私のなぞが紐解かれるのを望むばかりである。