攻が鬼畜なようでいて、単なる鬼畜ではなく。
そういう行動しか知らない背景を持っている。そんな彼が、
けなげな主人公に感化されていくのが、微笑ましかった。
やってることは同じでも、途中から目的が変ってますしね。

それは、お屋敷にいる周りの人も同じで。
ふんわり柔らかな空気の主人公が、明るさを届けます。

花嫁さんだからウェディングドレス着てるし、普段も和装ですが、
そういうの大丈夫だったらいいかもしれません。
「男の子」っぽくないけれど、可愛くてイイコだったから。
これからいっぱい幸せになっておくれ〜、と思いました。

表紙がとってもキレイだったので思わず買いました。
逃げたお姉さんの代打で花嫁をすることになってしまうという、割とありがちな設定。

この作者さんの書く受けは女の子っぽいなーっと以前から思っていたのですが、今回は完全に行動が女の子です。いじらしくて可愛いくもあるのですが、男っぽい受けが好きな方にはあまりオススメしません。

ただ攻めは結構鬼畜ですよ。