実は、マンガと思って買ってしまい（店頭じゃないから分からなかった・・）
でもまぁ。間違えたけど読んでみようと思って読んだ・・・が

どうしても性描写がイマイチだと思いました
萌えません

というのも、リアルを求めたらダメな世界なんでしょうけど
もうちょっと、男のリアルが欲しいところでした

全体的に説得力も私のなかでは及第点にいかず。。。残念。

ありがち設定かなあとあまり期待せずに読んだら、なかなかジンときちゃって、世界観にはまりました。
いたって不器用で乱暴にしか自分を表現できない神野がいい男味を出しています。

そんな神野を最初は毛嫌いして、神野の秘書兼友人を頼る希を見て、また神野が実は寂しく感じている姿が切ない。
普通は弱い立場、受側に切なさを感じるものですが、この本では攻側に切なさを感じてしまえます。

読みどころは３Ｐ。
神野とその友人で希を快楽で包みこむ。表現もエロさ出ていて湿ってます。
清潔感あふれる希のようなタイプだからこそ、そのギャップがこっちまで腰にくる（笑）。

蝶よ、花よ…。題名のごとく大事に閉じ込めて育てたいという神野の想いは一途で、またそれに最後は答えることになる希との二人の世界は王道ぽいけど微妙に違う。なんと表現したらよいかわかりませんが新鮮な関係。

最初から攻の手の中で泳ぐ受感がありますが、ワンパタに感じないところが一読の価値あり。

作者いわく『和風ゴージャス』。主人公は老舗の和服屋の１人息子。そんな彼の実家が乗っ取られた！　莫大な借金を作り父と義母は逃げ、その担保になっていた家屋敷は乗っ取りをかけた男のものに。足の悪い主人公など放り出せばいいのに、何故か男は『お前はいつも通り絵でも描いていろ』と命令して…。　とっても楽しかったです。健気な主人公がつぼにはまりました。ちなみに男（攻）の方もかなり健気（？）でした。好きな子をいじめちゃう系ですかね。一度読んでみてください。