インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

こうすれば組織は変えられる!―「学習する組織」をつくる10ステップ・トレーニング

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本
ブランド: フォレスト出版
Amazon.co.jpで確認
   本書は、「学習する組織」への変革について、この分野のコンサルタントが書いた手引書だ。いわゆる「コンサル本」だが、MBA的な議論ではなく、泥臭い実務書である。

   本書では、学習のための哲学と習慣を組織が身につけるための10のステップが提示されている。このステップを順序よく踏めば「真の学習する組織」になるというわけだ。

   これからの職場は、家にいるときと同じような感覚で過ごせる場所でなくてはならない、と著者たちは言う。すなわち、皆が一緒に活動するのを楽しみ、さまざまなことを共有し、クリエイティブでいられる場所。チームワークで目的を達成し、同時にひとりひとりが率直でいられる場所。これからの職場は、そういう場所でなくてはならないという。

   組織学習へ向けて著者が提示する手法は、すべて当たり前に見える。けれどもその当たり前のことを実践させるために、じつに細かい工夫が凝らされている。「リフレーミング」と著者たちがよぶ手法は、その例だ。これは目の前の現実を新たな視点で見つめ直し、さまざまな事実の中からポジティブなものを拾い上げ、ネガティブなものを後方へ押しやる作業の意だ。そのための「グッド&ニュー」(メンバーひとりひとりに、過去24時間以内にあった良い出来事を話させるもの)という手法もおもしろい。ゲーム仕立ての工夫がたくさん紹介されている。

   説明に使われているエピソードもおもしろい。マクドナルドで働いていたひとりの女性は、客に釣銭を渡すとき、右手で釣銭を手渡しながら、必ず左手で客の手を下から包むように支えることにした。このささやかな行為は、客を喜ばせ、他の店員にも影響を与え、店の雰囲気を一変させたという。

   この本は、読んでいてさわやかな本だ。きっと、人間の対するポジティブな信頼がベースにあるからだろう。アメリカの産業の「草の根」の強さといったものを感じさせる本でもある。(榊原清則)

組織を活性化させるための本 ★★★★★
あるコンサルタントから勧められて半信半疑で読んでみたらヒットだった!いやツーベースだった。少なくともタイムリーだった。最近、会社に元気がない、組織が活性化していないという悩みがあったのだが、本書はそのための処方箋を分かりやすく教えてくれる。やはり組織を活性化するための基本は相互理解なのだろうと思う。お互いのことを隠すのではなく見える化し、見せ合い、認め合う。GOOD&NEWという手法は特にお互いを理解するために有効だと思うし、実施も簡単だ。早速やってみたいと思う。良著。
速報 組織を変える方法・・・ ★★★★★
あなたは、好きでもない人と
いっしょにいたいなんて
思うことはなくはないよね?


じつは、
会社がそういう場であるし

ではどうすればいいか?
ってことに気づかせてくれる

この本は、ファースト・クラスです!




追伸1

え、クッシュボール?

見てはいけないものを
見てしまったみたい^^


あなたの身の周りの
24時間以内のワクワク・ドキドキ

これをボールを持っている人が・・・

みんなで拍手!

みんなで拍手!

みんなで拍手!

ちょっとこれはいいかも?




追伸2
自分の発表を「パス」しても
いいなんて

脳がよろこんでいますよ!


もう一歩体系化が欲しい ★★★☆☆
学習する組織構築のための本。ということで、センゲの本あたりが比較対象となるのだろう
が、センゲと比べると「今ひとつ」感が否めない。

大きな理由として、体系的な記述がほとんどされていないために、「著者が思いついたことを
羅列している」構成となっている点がある。いろいろ書かれているが、ただそれだけ、という
状態となっている。

事例は豊富だが、豊富すぎて何の事例だかわからなくなる(というか、目的をもっていない
事例すら散見される)。このあたり、学習する組織のHowを知りたい人にとってはフラスト
レーションがたまるだろう。

また、ツールもいくつか紹介されているが、単にツール紹介になっていて、「何故その
ステップで使うべきツールなのか」がわからない。一例としてマインド・マップをツール
として紹介しているが、何故7ステップ目で紹介しているかについてほとんど言及されて
いない。マインド・マップ自体普及している状況において、これでは結構厳しい。

巻末にアセスメントが紹介されているが、まあサービスみたいなもんでしょう。ということで
あまり評価の対象にはならず。

他のレビューを読んで期待した割には得るものが少なかった、という点も踏まえ、星三つ。
個人的には、センゲのフィールドブック二冊の方が値段も張るがよっぽど有益度は高いと
思う。
企業運営と学習の関係を考えさせられる ★★★★★
様々な経営管理手法がある中で本書が優れているの点は、学習する組織特に学習する個人にするための方法に特化していることだと思う。

10STEPSのなかで重視されているのは、①現状を正確に把握すること、②段階別に進むことの2点にあると感じる。

組織が結果を残すためには、社員一人一人のモチベーションを上げるのが最も効果的だが、最も時間がかかるものである。

理論的な事例が豊富に出てくる点が素晴らしいと思うが、あまりにも多すぎて本書の骨子を忘れそうになることがある。10STEPSを行なって成功した事例が十分ではないのかもしれない。

ステップ7の「ビジョンを描く」からスタートし、ビジョンに必要な社員像を決め、そのために必要な学習、スキル、習慣を決めた方が効率的で混乱が少ないと思いますが、ある程度開放的な組織風土で、既に学習するという文化が根付いている場合には本書のフローの方でうまく流れると感じます。

個人の成長が最大の差別化となる現代において、学習する組織と企業目的は表裏一体であり、企業目的に学習する文化は包摂されると理解しました。

そのまま実践しづらいので、本書のエキスを使って、組織改善に使用しております。

重複を避け、効果的な図解を用いれば、5分の1の分量にまとめられよう。 ★★★☆☆
本書は企業が「文化」を造りだす「学習する組織」でなければ、成長は難しいことを教えてくれる。「学習するか、それとも滅びるか」という選択が読者に突きつけられるのである。

問題は書かれている内容を気恥ずかしいと思わずに組織で実践することができるか否かである。筆者が主張するようにすべての「プロセスを順番どおりに実行していく」ことは難しいし、必須であるか疑問である(「学習する組織」でないことの証明かもしれないが)。

全体としては一読の価値はあるが、訳文の関係もあり、表現が回りくどく、エピソードも分かりにくい点が少なくない。重複を避け、効果的な図解を用いれば、5分の1の分量にまとめられよう。

本文における不備な個所の具体的な例を掲げれば下記の通りである。

1. p. 23 の The Fifth Discipline と p. 397 の「第五のディシプリン」の対応が不明確。
2. p. 194の「いろんな色のマジックペン」の用途の記述が見られない。
3. p. 227の「ドローイング」は「絵を描くこと」と思われる。
4. p. 298の「200億人」の根拠が明示されていない。
5. p. 386の「98パーセント」の根拠が明示されていない。