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さくら (小学館文庫)

価格: ¥630
カテゴリ: 文庫
ブランド: 小学館
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どうりで日本人離れしているはずだ ★★★★☆
特別よくもないが面白く読めた。ありがちな泣ける系とバカにされるがそれの何が悪い。しかも泣ける系の中では話作りがうまい部類だ。
下品でない人たちが眉をひそめそうな題材を取り扱ってたり異様に排泄物ネタが多いのは、抵抗もあったけど問題視することじゃない。

ただ、「日本人が書いたものとは思えない」と読んでる時に始終感じた。
キャラクターの動き方や発言が、日本人離れしているものを匂わせる。
そして文体は、日本語しかわからない日本人の日本語というより、外国語の文法や発想の影響を受けた日本語という感じがした。

なんでなんだ、と思ったら著者は帰国子女、しかもイラン・テヘランからですか。そういやシリン・ネザマフィさんもイラン・テヘランだな。シリンさんのは読んだことないけど、西加奈子さんの作品に似てるのかな?
少女漫画の世界観 ★★★☆☆
西加奈子の「さくら」を読了。売れているみたいですね。本書の感想はタイトル通り。非現実な設定に非現実的な登場人物達が自由気ままに振舞う。そして起こる事件は、唐辛子が利きまくったようなことばかり。現実にはこんなにスパイス効かないでしょう、てなことばかりです。

期待してたんです。以前エッセイを読んで、作者の自然体な姿に共感したし、テレビで太宰を語る彼女に近親間を覚えたものでした。でも本作はダメだ。小川糸「食堂かたつむり」と同じダメな匂いがする。

ふと解説をみると、同じ人間であった。。。
ちょっと本を読んでる人には読む価値なし ★☆☆☆☆
帯の感想は当てにはならないと痛感。
この程度の本で幸せのため息が出る人にため息が出る。
作者は女性のようですが男性向け ★★★★★
社会に流されながらもどこか達観している主人公、僕。
そんな僕の前には様々な人間がいて、さまざまなドラマがあります。そして僕もそのドラマに巻き込まれ流されながらも成長していきます。
幼少時代のさまざまな楽しい出来事、そして成長した彼らに訪れる一筋縄ではいかない問題。

大人になると言うことのむなしさを彼らの物語を読んでいくうちに感じました。

大人になりむなしさを感じている人、過去の思い出に浸ることが日課になっている人にこそ読んでほしい本です。
元気がでる一冊 ★★★★★
 人間の可能性は,無限大だと感じました.

不幸な事故により,バラバラになった家族が,ある事をきっかけに,再び心を一つにし,とてもとても愛情溢れるミッションを完結させてくれる.

とてつもなく不幸なことが起きても,この本を読むと,元気になって,前向きに生きられる気がします.

私的には,西加奈子さんの本の中でベスト3に入るくらい,好きです★
どこでもドア ★★★★★
父さん、母さん、兄ちゃん、僕、妹のミキ、そして犬のサクラ。6人家族長谷川家の20数年の物語です。温かくて優しくてじんわり元気が出る感じ。異性に限らず、大事な人には好きだってことを伝えなくちゃと、ある意味当たり前のことを再認識しました。妹のミキは、家族に愛され甘やかされ、やりたい放題なのに何でも許される。正直、好きにはなれません。でも、読了後の印象は変わりました。やっぱり好きにはなれないんですけどね。笑。
ビバ☆ブックス ★★★★★
読みながら号泣した「さくら」関西弁で語られる家族の姿。最初は著者の文章力で「どんなお話?」と惑わされてしまいますが、一家族があるきっかけで崩れていく様、そしてまた何かを取り戻す様が胸に迫ってくる1冊です。さくらに託す家族の想いは。。。ぜひ手にとっていただきたい。
奥さま書店 ★★★☆☆
美しく明るい母、ハンサムな父、兄一はその類稀なる外見と爽やかさで数々のはじめレジェンドを築き、妹ミキは絶世の美女、しかし凶暴で不思議ちゃん。プラス、乙女犬、サクラ。優しく理解ある両親と頼りになる兄、やんちゃな(?)妹に囲まれて、普通の僕は幸せで、そこそこの青春を謳歌するが、兄の事故をきっかけに家族の絆が崩れていく。前述が長いわりに一の事故、家族の再生があっさりしすぎで違和感です。「それが愛だよ」ではすまされない現実、偏見や苦悩ももうちょっと書いて欲しかったなぁー。って、そこが良いのでしょうか若者は。でもって、いくらリベラルな家族でも、中学でセックス容認はいかがなものでしょーか。素敵な小説ですが若者向けのですね♪ 
活字に魅せられて ★★★★☆
ものすんごくあたたかいお話です。「泣ける!」「感動」とは思わないけど、じんわりと染み入る幸せな一冊でした。
小説まにあ ★★★★★
すごくいいです。ミステリなどでもなく、ただ淡々と語られていくだけなのに一気に読んでしまいました。泣きました。