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スペインうたたね旅行 (文春文庫)

価格: ¥520
カテゴリ: 文庫
ブランド: 文藝春秋
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旅の雑学 ★★★☆☆
 1992年にJICC出版局から出た単行本『スペイン・旅のうんちくノート』の改題・文庫化。加筆が行われているという。
 原題から明らかなように、玉村豊男氏の『旅の雑学ノート』の形式を模倣して書かれたエッセイ。著者はこういう仕事が多くて困る。
 著者が長年に渡って住んでいるスペインを題材に、バル、街、カフェ、広場、メトロ・バス・タクシー、レストラン、ホテルのことを語っている。紀行文とガイドブックの中間的な内容で、観光するには必要ないけど、知ってると旅がちょっと面白くなるような蘊蓄が詰め込まれている。構成・スタンスともに『旅の雑学ノート』にそっくりだが、中丸氏の特徴である「下品さ」が持ち込まれている点が独特。
 下らない知識ばかりだが、そこそこ面白い。スペインていうのは、本当にどうしようもない国だと思う。
スペインのディープな魅力 ★★★★★
スペインのディープな魅力が中丸氏のユーモアとともに描き出されています。
スペインの街中の息吹を感じることができます。その息吹はあまりにもスペイン的です。ほかのどこでもなく、まさにスペインの日常の景色、生活が感じられる文章です。
カフェやレストランの場面ごとに興味深い話が書かれています。
旅行前の楽しい読みものとして楽しめます。

中丸氏の著作の中では一番とっつきやすいかな ★★★★☆
 中丸さんの文章は、品のないおふざけが過剰で、これまでも彼の他の著作は途中で投げ出してしまうことが多かったのですが、この本はそうした戯言がなぜか抑え気味で、好感が持てたといえます。

 スペインの暮らしにまつわる文化を幅広くとりあげて、あの陽光あふれるラテンの国の息吹を楽しく伝えている本です。ちゃんと足で歩いて感じとったことを、きちんと調べた歴史的ないわれと併せてほどよくバランスのとれた形で構成している姿勢が、単なる外国批評本に終わらない良書を生んだ理由のひとつではないでしょうか。

スペインを旅したことがある人は非常に笑える本です ★★★★☆
 この本は、スペインならどこにでもあるバル、街、カフェ、レストラン、ホテル、広場、地下鉄やタクシー等の交通機関の様子について描写したものです。

 私もスペインには行ったことがありますが、この本を読むたびに当時の様子が思い出され、懐かしく思うとともに、あちこちで笑えました。将来再びスペイン旅行をするときには、この本は会話集などとともに必携であると感じました。

 また、スペインにこれから行こうとしている人は、飛行機の中で一読し、予習をすることも悪くないと思います。ただし、著者独特のアクの強い文体のせいもあり、実用書ではなく、あくまでも読み物として「星4つ」であることをことわっておきたいと思います。